鳴木(岩田剛典)の最後の戦い…次々に明らかになる真実で、父親の無念を晴らすことはできるのか『DOCTOR PRICE』最終話

2025.9.17 20:00
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岩田剛典らの写真

9月14日に日本テレビ系日曜ドラマ『DOCTOR PRICE(ドクタープライス)』最終話が放送された。父を自殺へと追い込んだ医療業界の闇を暴くため、メスもカルテも持たないひとりの男が立ち向かう─。“転職したい医師に値段をつけて、病院相手に売りさばく”通称、医師専門転職エージェント・鳴木金成。人と金を操り、グレーな手法で、欲にまみれた者たちを裁く、痛快×医療サスペンス。
(※以下、ネタバレを含みます)

父に全責任をなすりつけた3年前の医療過誤の黒幕・網野(ユースケ・サンタマリア)の不正を暴くため、“最後の闘い”を仕掛ける鳴木(岩田剛典)と夜長(蒔田彩珠)。網野と関係の深い、スティファー社の買収を計画する鳴木は、天童(篠原涼子)の協力で、投資ファンドの後ろ盾も得られ、買収は可能と思われた。

岩田剛典らの写真
天童の協力でスティファー社買収は成功すると思われたが…

ところが、石上(三浦貴大)からの情報により鳴木の動きを知った網野は、株の大量取得に動き出し、マネーゲームが開幕。網野は記者・近藤(細田善彦)らの取材に応じ、「スティフトは、未来の心臓病治療を担う。 スティファー社が、儲(もう)け目的の人間に乗っ取られようとしている」と、Dr.コネクションを糾弾するのだった。取材に応じる網野の動画を見て、Dr.コネクションの苦境を心配している夜長と依岡(北山宏光)だったが、鳴木は網野の仮面を剥がすべく、夜長に“最終ミッション”を言い渡す…。

北山宏光らの写真
網野の会見を見つめる夜長と依岡

網野とスティファー社の癒着の実態を掴(つか)むため、仲介役となった『誠浄クリーン』という医療専門の清掃会社の事務員の面接を受ける夜長。会社の前でゴミ拾いをしている姿をわざと社長に目撃させることで、気に入られて見事採用。そこで誠浄クリーンの契約先リストを見つけた夜長。7年前に極東大学病院との契約を打ち切っていたが、その年はスティファー社がスティフトを開発した年。金になると考えた網野は、誠浄クリーンとの関係を断ち切り、スティファー社の株を購入させ、自分はスティフトが世に広まるように手を回し、株価が上昇したときの利益を誠浄クリーンから得ていた。

蒔田彩珠の写真
誠浄クリーンの面接を受けて、潜入に成功する夜長

SNSでは「これで見納めか~。また変装してほしいな」「OL姿も似合う!」「潜入のプロだね」「夜長ちゃん潜入シリーズつくってほしい」など、夜長のラストミッションを惜しむ声があがっていた。

一方、天童はスティファー社買収に向けて、投資ファンドの面々と、スティファー社の会長・芝浦誠一郎(升毅)の自宅を訪れていた。現在も17%の株を所有する芝浦は「ファンドなど信用できない」「ただ儲けたいだけだ」と言い放ち、取り付く島もない。しかし天童の「私も患者の心と向き合う組織を目指してきました。隠ぺいなどない組織を。今ならまだ間に合います。真実と向き合う覚悟があれば」という言葉に心を動かされ、天童側につくことを決める。しかし、危機感を覚えた網野が大金を投じ、買収の阻止に成功するのだった…。

升毅の写真
スティファー社会長・芝浦誠一郎

その頃、まもり(成海璃子)のいる労働基準監督署では、『Dr.コネクション』の不正追及を目的とした特別監査チームが組まれることとなり、鳴木と夜長は絶体絶命の状況に陥る。やってきたまもりたちは、オフィスにある書類を見つける。それは、夜長が持ちだした誠浄クリーンと網野の架空会社への入金を示す書類だった…。

成海璃子らの写真
Dr.コネクションの不正の書類かと思われたが…
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