【北山宏光・田辺桃子 独自インタビュー】『AKIBA LOST』ドラマ版&ゲーム版の撮影が共存「一瞬の表情を撮られて連なっていく」

2026.1.20 18:00
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北山宏光、田辺桃子の写真

現在日本テレビにて放送中のドラマ『AKIBA LOST』。entaxは主演・新城大輝役を務める北山宏光と、ゲーム配信者・倉橋佑季美役の田辺桃子にインタビューを行った。本作はゲームとドラマ両方の撮影が同時に進んでいたことから、普段とは違った撮影現場の裏側から、ゲーム版との演じ分けまで話を聞いた。

【AKIBA LOST】
『日本ゲーム大賞2025』フューチャー部門を受賞した注目の長編実写ゲーム『AKIBA LOST』。本作品の制作において、キャラクターやストーリーを深めるために制作されたドラマ版『AKIBA LOST』が現在放送中。13年前、秋葉原で6人の少女が姿を消した未解決事件――通称「アキバの神隠し」。かつて“天才クリエイター”と呼ばれた新城(北山宏光)が、その事件を題材にした新作ゲーム『AKIBA LOST』を発表。それを機に、再び不可解な失踪事件が起こり始めるクライムサスペンス。

|ゲーム業界のメディアにも出られることがうれしい

――『AKIBA LOST』がゲームと連動のドラマと聞いた時の感想を教えてください。

北山:とてもおもしろい挑戦だなと思いました。僕としては、こういう試みに参加するのは初めてでしたし、普段とは違うゲーム業界のメディアにも顔を出せることがとてもうれしかったです!ゲーム屋さんに小さい時に行ってワクワクしながら、「何々が欲しいなぁ」って思うことがあるじゃないですか?あの列(陳列棚)に並ぶのも含めて、うれしいことだなと思いました。ゲームは国境を関係なく飛び越えていけるから、こういう越え方もあるんだなと。それが今回この作品に携われたことの、ひとつの喜びかなと思います。

――北山さんは昔からゲームは好きでしたか?

北山:ゲームやってました!まさかこの歳になって自分でコントロールされるようになるとはって感じで…昔の自分に言ってあげたいですね(笑)

――田辺さんはお話を聞いた時いかがでしたか?

田辺:最初は全然想像がつかなくて。声優としてではなく実写だし、ドラマとも連携していたので、いろんな楽しみ方ができそうだなと思いました。ひとつのゲームにかけるエネルギーやアイデアからも、クリエイター集団で作られているんだと感じたので、それは今までのドラマとか映画の現場にはなかった要素でした。大変でしたけど、楽しかったです!

――ドラマの台本を読んでみていかがでしたか?

北山:(僕が演じる)新城という主人公の男性は、妹が失踪していたり、秘密があったりするので、僕自身はどんな表現をしたらいいのか、どんな顔をその瞬間にするかは、とても考えました。人って隠しながら生きていくところがあるじゃないですか。どの部分を隠して、どの部分をさらけ出して、っていう押し引きはとても難しいなと思いました。

――演じる際に、ゲーム版との違いは意識されましたか?

北山:基本的に軸は一緒なので、演じ分けってことはないんですけど…。ゲームの時は動画だけじゃなく写真を撮って、静止画で作っていくので、一瞬の表情を撮られてそれが連なってくみたいなイメージなんです。だから、撮影方法としては違うものでしたね。

田辺:私的には逆の発想というか…。ゲームの世界をドラマにしたかったので、分かりやすいようなコマ撮りの写真ではなく、静止画なんだけどドラマをずっと見ているかのような世界観を作りたかったんです。なので“写真だから”っていうのを考えずに、ドラマの撮影と同じって考えるように意識してました。

田辺:違いで言ったら、ゲーム版はドラマで描かれてない、新城さんと6人の女の子たちの、ドラマで描ききってないそれぞれの時間の過ごし方があることです。ドラマではこの事件があったけど、この時この人は何してたかっていうのが、もっと細かくゲームでは描かれているので、そういう部分で、私が演じる役についても「佑季美ってこういう過去もあったんだ」「こういう人と一緒にいたんだ」とかを知ることができるので、新しい楽しさもありました。それも伏線になっていくので、その違いはあるんじゃないかと思います。

ドラマ『AKIBA LOST』第1話より

|ドラマ撮影とゲーム撮影の共存

――本作で新たに挑戦したことや、向き合った課題はありますか?

北山:ゲームの撮り方ってこうなんだと思うことが多かったので、その場で学びながらやってました。マンションの2階でドラマを撮って、3階でゲームを撮るとか。スタッフとキャストが入れ替わって、「一方、その頃」みたいなことがすごい多くて(笑)

田辺:撮影スケジュールが1日で4パターンぐらいあって(笑)本編に出てくる部分も、1カット撮ったらスチール隊が来てゲーム版を撮って、そこからまたドラマに戻ってとか。

北山:ゲーム用のカメラとドラマ用のカメラが共存してたり、「このやり方ってできるんだ」みたいなのがすごくありました。

――田辺さんは向き合った課題などはありましたか?

田辺:他の子たちの素が解き明かされていくなかで、徐々に佑季美の素の部分もひも解かれていくので、そこまでの道のりをどうやって見せていこうかなって。何かを抱えているけど、何かが分からないっていう、それは私が佑季美に対して感じてたミステリアスで引き込まれる部分だったので、それをどうやって表現していこうかなっていうのは課題でした。

北山:僕も主人公にしては起こりすぎてるぐらいいろんなことが起こってるので、それをどう背負いながら次のシーンにいくかは挑戦だったかもしれないです。

ドラマ『AKIBA LOST』第1話より

|やってみたかった職業は…大仏の掃除&テーマパークのキャスト

――本作では様々な職業が出てきますが、お二人が今のお仕事をしていなかったらやってみたかった職業はありますか?

北山:小さい頃は、大仏を掃除する人になりたかったんです!どうやってなるのか分からないけど、昔なにかの番組を見て「これやってみたい」って親に言ってた記憶があります。

――大仏に登ってみたかったのですか?

北山:いや、掃除してみたかった(笑)なんでやりたいと思ったか分からないけど…。

田辺:きっと選ばれた人しかできないですね。

北山:選ばれた人しかできないことをやりたかったなと思います。

田辺:私は小さい時ダンスが好きだったので、テーマパークで働いてるキャストさんをやってみたかったです!お客さんとほぼアドリブで接してるような感じじゃないですか。皆さん素晴らしいな、楽しそうだなと思って、いろんなお客さんと出会ってみたかったなと思います!

――最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

北山:それぞれキャラクターが本当に濃くて、よく成立したなって思うドラマではあるんですけど(笑)出来事としてはいろんな事件が起きて、巻き込まれたりするんですけど、出てくるキャラクターも追いかけてくれると、よりおもしろくなるんじゃないかと思います。ドラマだけで完結してないところも、今回の作品のおもしろさでもあると思うので、ドラマからゲームにつながり、ゲームからドラマも見てもらえるようになってるので、存分に楽しんでください!

田辺:ファンタジーの世界と掛け合わせた時に、見た目は色鮮やかだとしても、その中には人の心がちゃんとあって。登場人物を通じて人の心に触れた時、今まで言えなかったこととか、ずっと抱えてきたものとか、そこには体温が通ってる。2次元じゃない熱を現実世界でも大切に描いているので、その現実と非現実の間で、何が真実なのかを考えながら楽しんでもらえたらいいなと思います。

ドラマ『AKIBA LOST』日本テレビにて放送中
毎週火曜24:59~25:29(関東ローカル)

TVer・Huluにて各話放送後に順次配信中

《ドラマ公式HP》
《ゲーム公式HP》
《公式X》
《公式Instagram》
《公式TikTok》

長編実写ゲーム『AKIBA LOST』2026年9月17日(木)発売
「AKIBA LOST スペシャルコレクションボックス」販売価格:19,580円(税込)

収録内容:
・ゲームソフト(Nintendo Switch™ or Nintendo Switch™ 2 or Playstation®5)
・AKIBA LOSTスペシャルフォトアートブック(200ページ)
・特典メイキング映像DVD
・ゲーム内デジタルアイテム ダウンロードコード
・デジタルサウンドトラック
・メインビジュアルステッカー
・シロサワゲームズステッカー
《予約ページ》

AKIBA LOST スペシャルコレクションボックス

通常パッケージ版
販売価格:6,480円(税込)
《予約ページ》

ダウンロード版
販売価格:5,500円(税込)
予約開始:各プラットフォームで随時予約開始

【北山宏光(きたやま・ひろみつ)Profile】
1985年生まれ。2023年11月デジタルシングル『乱心 -RANSHIN-』でソロデビュー。その後も俳優・楽曲制作・ライブ演出など幅広く活躍し、ドラマ『君が獣になる前に』(24)では主演と主題歌を担当。黒澤明の伝説の名作を舞台化した『醉いどれ天使』では主演を務めた。

【田辺桃子(たなべ・ももこ)Profile】
1999年神奈川県生まれ。子役としてデビュー後、雑誌『Seventeen』専属モデルを経て、ドラマ『お迎え渋谷くん』(’24)、ドラマ『推しの殺人』(’25)、映画『先生の白い嘘』(’24)など多数の作品で活躍。映画『君が最後に遺した歌』2026年3月20日公開、映画『鬼の花嫁』2026年3月27日公開。

写真提供:(C)「AKIBA LOST」製作委員会
写真:(C)entax

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