まるでフルーツ!焼き芋の神が作る蜜ダクダクの『超蜜®やきいも』とは!?ヒロミ「これ飲み物!」

2025.11.13 09:45
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ヒロミの写真

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が11月8日に放送。蜜たっぷりの焼き芋を作る神を紹介した。

道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。今回はさつまいも特集。幕張メッセで開催された『夏のさつまいも博』で声をかけた男性の神様は、『超蜜®やきいもpukupuku』というお店の須藤武士さんだ。「蜜の魔術師っていうか、こんなカラカラのおいもから、どうしてこんなにダクダクの蜜が焼いただけで出るんだろうっていう」「自分から出た蜜でおいも自体がヒタヒタになっているんで、本当にもう果汁。フルーツを食べてるみたい」と、神への愛を語る男性。

ジューシー焼き芋の神・須藤武士さん

以前番組で紹介した、茨城県土浦市に店を構える『焼き芋専門店 芋やす』の焼き芋スイーツの神・鴻巣泰央さんも、「おいもを蜜に変えるのは日本一の技術を持っている方だと思ってる」と語る。日本一の技術でジューシーな焼き芋を作る神・須藤さんの店を訪れた。

「もしかして神ですか?」とスタッフが尋ねると、「あ、よく気づきましたね」とノリよく答えてくれる須藤さん。早速、須藤さんの作る焼き芋を注文すると、焼き芋を持ってきてスタッフの前で割ってくれる。すると、焼き芋から蜜がヒタヒタとしたたり落ちて来る。これにはスタッフも「すごーい、こんな蜜あふれてるの見るの初めてです」と驚く。食べてみると「果物食べてるみたいな、ジューシー。めっちゃくちゃおいしいです」とさらに感動の声を上げた。

蜜がジュースのようにしたたり落ちてくる

そんなジューシーな焼き芋を、多い時は1日で約1000 本を売り上げる人気店『超蜜®やきいも下赤塚店pukupuku and mania』(東京都練馬区北町)。どうやってこんなにも蜜をヒタヒタにしているのか?使っているさつまいもは、焼き芋といえばの代表格“紅はるか”。神は自分で設計をして溶接まで全て行った窯で焼いているという。ホームセンターなどで材料をそろえ、製作費は1台約5~6万円。内部は企業秘密で見せてもらえないが、中に棚があり、ひっくり返しながらガスで焼いていく。

神・須藤さん自作の窯

まずは、皮ごと食べられるようヒゲ根を取り水玉状にする。それを蒸し焼き効果と、蜜がこぼれないようアルミホイルで巻き、そのまま水に浸す。窯に入れると、火に近く温度が高い下の段から焼き始め、約30 分ごとに位置を変えながら紅はるかをくるくる回転させる。

そもそも焼き芋は、熱を加えることで、さつまいものデンプンをアミラーゼという酵素が分解して、麦芽糖に変化し甘くなっている。アミラーゼが最も活発になる温度帯が70℃前後。これをキープしながら長い時間焼くことでより甘さが増す仕組みだ。通常は1時間から1時間半をかけて焼くところ、神の窯焼きは、最適な焼き方を求めると2時間から5時間かけて焼くことがあるという。

ひげ根をしっかり取ると、水玉状になる

圧倒的に長い焼き時間。神の窯は、網棚を徐々に上の段へと移動させる構造になっており、70℃前後をキープしながら、長い時間焼けるようにしたのだという。神が焼いた焼き芋の糖度は、通常32度前後のところ、なんと40.9 度。これぞ、蜜もしたたる驚きの甘さ!

糖度40.9 度の蜜もしたたる驚きの甘さ!

須藤さんが焼き芋屋さんを始めた理由は、元々は田舎暮らしをするために農業の勉強をしており、借りた畑で作ったさつまいもで焼き芋を作り、自転車で流し売りをしていたという。同じ品種でも甘くなる時とならない時があり、なぜその違いが出るのかを追い求めた結果、甘い焼き芋を求めるようになり約15年。こうして3年ほど前、工芸高校出身の設計や溶接のスキルを活かし今の窯にたどり着いたのだ。

今でもまだ試行錯誤中で進化途中だという神だが、実は甘いものが苦手で、自分の作った焼き芋はあまり食べないそう。そんな須藤さんの言葉を聞いて、スタジオの孝太郎も「うちの番組こういうパターン多いですね」と、これまで登場した神たちに多い傾向だと言うと、ヒロミも「多いよ」と納得してうなずいていた。

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