「なくなったってことはあったってこと」玄一の優しい言葉が居場所のない人々に響いていく『ぼくたちん家』第4話
一方のほたるは、仁からともえのいる場所に連れて行ってやると言われる。ほたるを見張っていたから手紙の内容を知っているという仁。待ち合わせ場所で食事をしていると、そこで仁が新しい家族とも離婚して1人になっていることを知るほたる。「あの手紙書いたの俺だから」と告げて、3000万円のスーツケースを奪って去っていく仁。そこへ到着した玄一と索。スーツケースを奪って揉(も)みあいになる玄一と仁。「ゲイに何が分かるんだよ!子どもも作れないくせに!なんでほたるだってこんなやつがいいんだよ!」と玄一に嫉妬を見せる仁。スーツケースを奪って車に乗り込む仁だが、玄一も乗り込み車は発進。

残された索は、家族連れの姿を悲しそうに見つめるほたると合流する。「最悪なお父さんだけど、悪いところの方がいっぱいあるけど、楽しかったこともいっぱいあったし。全部なくなっちゃいました」と涙を流すほたる。そんなほたるに索は、「なくなったってことは、あったってことだよ」と玄一の言葉を伝える。ほたるも「そっか」と笑顔を見せるのだった。
索が玄一の言葉をほたるに伝えると、SNSでは「ヤバイ、言葉がつながっていく!」「索の心にも響いてたんだね」「こうやって気持ちと言葉がつながっていくんだね」「泣いちゃいそう」など、玄一の言葉が索とほたるの気持ちに響き、つながっていく姿にも感動の声があがっていた。

実はスーツケースにはお金は入っていなかった。偽の手紙だと分かっていたほたるが、自分の荷物とすり替えていたのだった。「親のフリしようなんてどういう神経なわけ?」という仁に「できることをしようと思って」と言う玄一。「毎日犬の散歩に行ったり、笑って挨拶したり、道を譲ったり、虫逃がしたり」「大したことじゃなくていいんです。自分のできることで」そんな玄一にあきれながらも「俺にもできること、何かあると思うか?」と玄一に問いかける仁。玄一は「ありますよ!」と言うが、仁は「簡単に言うなよ」と去っていく。
索は新しい家が見つかるまで、玄一とほたるのいるアパートに住むことになり、ほたると玄一の親子契約書にサインすることに。そんな時、今度はともえからの本当の手紙が井の頭宛てに届くが…。
11月9日の第5話では、索と別れたはずの元恋人・吉田(井之脇海)が、引っ越しを手伝うため突然アパートにやって来て…。予期せぬ状況にうろたえる玄一は「どういうことですか?別れたんですよね?」と索を追及。索はあっけらかんと、「別れましたよ。人手は多い方がいいかなって」と答える。別れた後もつながっている索と吉田の関係に、玄一は気が気でなく…。
『ぼくたちん家』
毎週日曜よる10時30分~日本テレビ系にて放送
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