最終回直前に新キャラ登場!?夢にむかって走り出すほたるにまた一難?「あの男の子は一体何者?」『ぼくたちん家』第9話
12月7日に日本テレビ系日曜ドラマ『ぼくたちん家』第9話が放送された。主演を務める及川光博が、21年ぶりに連続ドラマの主演を務める本作。現代の様々な偏見の中で生きる“社会の隅っこ”にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く完全オリジナルストーリー。恋も人生も、ままならない。でもそれでも人は、誰かと関わってしまう。社会の隅っこでつながった、3人の生活。笑って、泣いて、笑っちゃう、奇妙なホーム&ラブコメディ。
(以下、ネタバレあり)
「なくなってます、3000万…」。心優しきゲイのおじさん波多野玄一(及川光博)と、恋人の中学教師・作田索(手越祐也)。ずっと一緒に暮らせる理想の家探しを始めた2人は、アパートでの“お試し同居生活”も順調で、目標にむかって少しずつ前進かと思っていると、玄一と中学3年生・楠ほたる(白鳥玉季)の“親子のフリ”が警察にバレてしまった上に、ほたるから預かっていた3000万円入りのスーツケースを、ほたるのロクデナシな父・仁(光石研)に盗まれてしまって大慌て。

そんな中、玄一とほたるの関係を上に報告しようとする警察の松(土居志央梨)は、スーツケースを持って逃げる仁にバッタリ遭遇。怪しい動きを見せる仁に職務質問しているうちに、“市ヶ谷仁”という名前から、ほたるの本当のお父さんだということに気がつく。仁を連れてアパートにやって来た松に、ほたるは「お父さんじゃないです、こんな人」と知らん顔するものの、もし本当のお父さんがいるなら玄一との“親子のフリ”は不問に付すと言われ、慌てて「よく見ると、お父さんでした」と前言撤回。警察に捕まりたくない仁も、「今後はお父さんとして、ちゃんとほたるの面倒見ます」と調子を合わせる。

アパートでは、松が去った途端に3000万円の奪い合いが勃発!お金を取り返そうとする玄一と索に、譲らない仁。そこに索の元カレ・吉田(井之脇海)もやって来て、ほたるとの事情や、ほたるの母・ともえ(麻生久美子)の横領の件がバレてしまう。仁はお金を返さないまま、行くところもなくアパートに居ついているが、そんな仁に「あの人小心者だから使えないです」と、放っておくほたる。
自分たちの“かすがい”になる家探しを続けている玄一と索だが、優先条件などは特に考えておらず、どうせ買うなら妥協したくないという2人。しかし条件に合う物件はほぼ皆無。そんな中、不動産屋の岡部(田中直樹)は、様々な物件に住む人たちの状況を教え、「条件にこだわることとか、妥協したくないこともわかりますけど、何かを諦めるってことは、そんな悪いことだけじゃないかもです」と話す。その言葉に、玄一は「うちもそうですね」と、ボロボロのアパートに住んでいるが、だからこそほたるや索と出会えた事実を改めて感じるのだった。そんな時ほたるは、ギター工房での職人募集のチラシを目にする。

一方、理想の母親になるために全国を旅するともえは、全国47都道府県のキーホルダーを集めたらほたるのもとに帰ると約束していたが、立ち寄ったお土産屋さんでカバンを盗まれ、せっかく集めた各地のご当地キーホルダーを全部失ってしまい、東京に戻ってきていた。ほたるの前に顔を出せずにいるともえだが、動物園で偶然出会った玄一に“前向きに諦めること”を聞き、ほたるのもとへと帰って来る。そんなともえを許せない気持ちがありながら、「おかえり」と受け入れるほたる。

(画像は第4話より引用)
SNSには「前向きに諦めるっていいな。ハッとさせられた」「諦めるからって終わりじゃないってことがわかった」「次に進むためのステップってことかな」など、諦めることが終わりじゃないという玄一らしい言葉に、ハッとしたという声が多くあがっていた。
ほたるに頭を下げ、キーホルダーが盗まれたことを告げるともえ。横領したことや、1人で逃げたことに対して許せない気持ちがあるとともえに伝えるほたる。泣き出すともえに、以前玄一がほたるにやってくれたように、ともえにメガネをかけティッシュを詰めて涙を吸収することを教える。キーホルダーを諦めたともえだが、そこへ仁がやって来て、3000万円を返しに来る。金をそのまま返せば、ともえの刑が軽くなるかもしれないと、松から聞いていたからだった。そんな仁に、ほたるは最後のお願いをする。

そのお願いとは、中学校の三者面談に家族で行くこと。そこにはなぜか玄一の姿まで。ほたるは「みんな保護者なんで」と一緒に自分の進路を聞いてもらうことに。ほたるは長野にあるギター工房で働きたいということをみんなに告げる。間違っても、1人でも案外やっていけることを痛感したほたる。しかしそこには助けてくれる大人が周りにいたからこその決意だった。「みんなめちゃくちゃな大人ですよね」と言い、だからこそ自分も何でもできる、何があっても生きていけるという覚悟ができたのだった。

玄一と索と一緒に、長野県のギター工房の見学のために旅立つほたる。そこで、森の中で暴れまわる少年の姿が映し出されるが…。視聴者からは、ラスト20秒に突如登場した少年に、「最終回目前にして新展開!?」「長野にいったほたるにまた一難?」「あの男の子は一体何者?」など、最終回目前に登場した新キャラが気になるという声があがっていた。
12月14日放送の最終話では、ギター作りの職人になりたいというほたるに付き添って、長野県のギター工房を見学する玄一と索。工房の主人・岸部康夫(井上肇)と孫の和樹(柊木陽太)に案内されながら、職人たちの作業をキラキラした目で見るほたるの姿に、玄一も索も胸がいっぱいで…。
毎週日曜よる10時30分~日本テレビ系にて放送
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