突然の停電、勝手に動く自動扉、点滅する信号機…大雨の街を襲った怪奇現象の真相をマヂカルラブリーの野田クリスタルら“スグやる課”が解明

2025.7.11 11:15

野田たちが向かったのは下水処理場のポンプ室。稼働する複数の排水ポンプの前で、手にした“高周波電磁波測定器”の数値が跳ね上がったことを確認した野田は「間違いない!全ての怪奇現象はここから始まったんです!」と口にする。

実は、今回の怪奇現象はいずれも電化製品で発生していたが、これらのトラブルの原因は、老朽化したポンプから発生する、高周波ノイズと呼ばれる、非常に厄介な電磁信号だった。高周波ノイズとは、電気に混じるトゲのようなもの。

一般的に電力会社から家庭などに供給されている電気は周波数が決まっており、一定のキレイな波形をしているのに対して、高周波ノイズは、不規則で乱れた波形の為、混ざると誤作動を起こすことがあるという。

実際に高周波が原因で爆発事故が起きたり、飛行機の乗客が持っていたCDプレーヤーから漏れた高周波ノイズが機内の電子機器に影響を与え、墜落寸前にまで陥った事例もあり、決して侮ることはできない。

今回は、ポンプ場から発生した高周波ノイズが、電線を伝って街中に広がり、家電の誤作動を誘発。それらはいずれも大雨の日に発生しており、野田は大雨によって排水ポンプがフル稼働した結果、高周波ノイズが爆発的に発生したことを見抜いたのだった。後日、ポンプ場のシステムを再調整したことで、一連の誤作動は終息した。

一連の突破劇に、スタジオゲストの櫻井翔は「CDプレーヤーで高周波ノイズが出るんですね」と驚がく。飛行機事故にもつながりかねない事例に、その影響の大きさを実感していた。

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写真提供:(C)日テレ

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