岩田剛典主演『DOCTOR PRICE(ドクタープライス)』第1話 医療業界の闇を暴くダークヒーロー誕生にSNS驚きの声
2025.7.8 16:45
7月6日に日本テレビ系日曜ドラマ『DOCTOR PRICE(ドクタープライス)』第1話が放送された。父を自殺へと追い込んだ医療業界の闇を暴くため、メスもカルテも持たないひとりの男が立ち向かう─。“転職したい医師に値段をつけて、病院相手に売りさばく”通称、医師専門転職エージェント・鳴木金成。人と金を操り、グレーな手法で、欲にまみれた者たちを裁く、痛快×医療サスペンス。
(※以下、ネタバレを含みます)
3年前、鳴木金成(岩田剛典)は、極東大学病院の後輩・葛葉(阿部顕嵐)に執拗なパワハラを行う指導医・馬場(濱津隆之)を、モップを用いて殴打。病院幹部らが集まり鳴木の処分を決定する査問会議で、馬場のパワハラの証拠となる録音データがあるとカマをかけると、馬場は自らパワハラを自白してしまう。これは全て鳴木の思惑通り。懲戒解雇を免れた鳴木は、退職金と功労金をせしめ、事務スタッフの夜長(蒔田彩珠)と共に、医師専門の転職エージェント会社『Dr.コネクション』を立ち上げる。

鳴木のフルスイングに、SNSでは「えっ!?いきなりフルスイング!?」「スカッとした!」「何してもかっこいい」という声や「まさか計算づくだったとは…」「軍資金得るためのやり方か」など、鳴木の功労金を得て病院をやめるための策略に感心の声があがっていた。
そして現在、『Dr.コネクション』に、元後輩・葛葉が現れ、「僕は年棒2000万円を希望したいと思っています」という無謀ともいえる転職相談が。ギャンブルで借金に追われている葛葉だが、まだ若く医師としての経験も浅い。しかし鳴木は、「年俸2000万の転職、かなえて見せようじゃないか」と引き受ける。鳴木の出した条件は、「私のやり方に決して口を挟まないこと」だった。

巧みな話術を使って柊木総合病院の院長・柊木(黒沢あすか)に交渉を行う鳴木は、子どもが小さく残業ができない麻酔科医の新井(宮内ひとみ)を退職させることで、葛葉の内定を勝ち取る。しかし葛葉と新井は極東大学病院の元同僚であり、新井はシングルマザーで幼い子どもがいた。残業もできず、救急応対もままならない新井は、どの転職エージェントからも仕事を紹介してもらうことができないでいた。仕方なく鳴木に相談すると、鳴木は厳しい言葉を投げかけながらも、「私なら可能だ」と、自信満々に言い放つ。そして、整形外科の単科病院・霞野整形外科病院を勧めるのだった。

実は霞野の経営はかなりシビアで、2年前に事務長に就任した七海(神保悟志)は、元々様々な病院の経営改善やリスクマネジメントを受け持ち、過去には極東大学病院も担当したこともあった。患者には物腰柔らかいが、スタッフには容赦なく詰めるなど、裏の顔もあるということが、事務員・夜長の潜入で明らかになる。
