トマトが苦手で20年以上食べていない、さや香・石井…志麻さんアレンジのトマト料理に脱帽「すげぇな！伝説やなマジで」

お笑いコンビのさや香（新山・石井）が6月27日放送の日本テレビ『沸騰ワード10』に出演。“伝説の家政婦”志麻さんの料理に舌鼓を打った。

芸能人からの依頼を受けた志麻さんが、リクエストに応じた料理を3時間で作りまくるおなじみの企画。「フルーツを使ったおかず」という石井からのリクエストに応え、まず志麻さんが作ったのが『タイとモモの前菜』。薄く切ったタイに塩と砂糖を振り冷蔵庫で寝かせ、水分と臭みとる。カットしたモモの上にタイを乗せ、オリーブオイルとブラックペッパー、さらに彩りとしてミントを添えた一品。

見たことのない組み合わせに困惑しつつも、試食した俳優の當真あみと要潤は「めっちゃおいしいです！」「100個食べられますね」と驚きの表情。リクエストした石井も「ホンマに何個でもいける！」と箸が進んだ。

続いてオレンジをカットし始めた志麻さん。一口サイズにカットし、オーブンで焼いていたジャガイモの上に乗せ、モッツァレラチーズとオリーブ、バジル、さらにオリーブオイルと塩コショウをかけて『オレンジとポテトのオーブン焼き』の完成。

オレンジの酸味と甘みが、オリーブオイルと塩コショウと一緒にして食べることで、ドレッシングの役目を果たすのだという。またも見たことのないメニューに驚きつつ試食した要は、一口食べると大きく目を見開き「えっ、なにこれ！めっちゃおいしい！」「世界で一番好きな味に出会った！なにこの組み合わせ！」と大絶賛。リクエストした石井も「あ～…おいしいです！」「オレンジ噛（か）んだときに果汁がぶわって出るから、口の中でソースができるみたいな…」と堪能した。

フルーツ料理に喜んでいた石井だが、実はトマトが大の苦手で、もう20年以上食べていないという。それを聞いた志麻さんはニコッと笑い、すかさず冷蔵庫からトマトを取り出して調理を始めた。納豆をボウルに入れ、付属のからしとタレ、さらにレモン汁、クミンも加える。そこへ口大にカットしたトマト、刻んだタマネギを入れ、オリーブオイルと塩コショウで和えて『トマトとスパイス納豆』の完成。

「嫌いなものを克服してほしいなと…」という志麻さんの優しさから生まれたこのメニュー。トマトが好きな他の3人は「うわ、おいしい！」「うまい！」「カレーっぽい香りと納豆の香りと…」と大喜び。志麻さんによると、スパイスとレモンの酸味、さらに納豆のねばりがトマト独特の青臭さをカバーしてくれるのだという。トマト嫌いの石井もすすめられるまま恐る恐る一口食べると、「オレ、これいける！」とおいしそうに食べ始め「すげぇな！伝説やなマジで…」と志麻さんのテクニックに脱帽した。