女性特有の様々な問題に直面する災害…防災グッズのおすすめは? 『上田と女がDEEPに吠える夜』
2025.5.9 10:45
5月6日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』のテーマは“女性の防犯対策”。災害時に女性を困らせる生理の問題についてDEEPに語り合った。
世界的に見ても、大小様々な地震に見舞われている国・日本。避難所生活の中では、生理やプライバシーにまつわる悩み、そして性被害など、女性特有の様々な問題に直面する。しかし、全国の約6割の自治体で防災担当者に女性はゼロ(防災・危機管理部局に女性職員がいない市区町村数 出典:内閣府「ガイドラインに基づく地方公共団体の取組状況調査(令和5年)」より作成)。女性のニーズや課題に対応できないことが度々問題となっている。
実際、東日本大震災の時に岩手で被災した女性からは、「被災当時、ピンポイントで女の子の日。物資としてナプキンを塊でドンって置いてあると、そこから取っていくっていうのが、ちょっと気まずさがあった」という葛藤や、熊本地震の時に熊本で被災した女性からは、「衛生面でのトイレとかお風呂。お水が全然出なかったので、“とりあえず拭いとこう”とかで、数日耐えました」といった実体験も聞かれた。

スタジオでは、災害時に女性を困らせる生理の問題について、MCの上田晋也が「生理用品って、災害のたびに不足してるとかって話題になりますもんね」と振ると、犬山紙子が「不足もしますし、あとは贅沢品だっていうふうに、東日本大震災、そして能登半島地震の時ですら、まだ言われてしまうようなところがあって」と回顧。
さらに「全然贅沢品じゃないんですよね。衛生環境を保つっていうのは、病気にならないためにもとっても大切なことで。健康を守るためにも大切なものだってことが、多くの人に理解されてほしいなと思いますね」と思いを明かした。