文菜(杉咲花)に元カレ小説家との壮絶な恋愛過去…SNS「哀しいクズ男」「好きになっちゃダメな人」の声『冬のなんかさ、春のなんかね』4話
その日、大学4年生の文菜は、騒々しいクラブの中で本を読んでいた二胡を見る。彼は小説家らしく、文菜と同じ大学の4年に留年中の身で在籍していた。後日、彼につてのあるエンちゃん(野内まる)の紹介で二胡とお茶を飲む文菜。そこで二胡の小説について正直に辛辣な感想を述べて…。
小説を書こうと思ったことがないという文菜に、文菜の書く小説が読んでみたいという二胡。「なんか知りたいかも。思考、何に興味があるのかなとか」
それからというもの、2人は文学の話を中心に交流を深めていく。あるクリスマスの日、お互いが送り合った小説が、偶然にも同じ町田康の『告白』。「付き合ってくれませんか?俺と」「はい」…。そして付き合って2ヶ月後に文菜は、初めて書いた小説でとある文学賞の最優秀賞をとるのだった。
しかし1年と少し付き合った冬の日、2人は別れ話をすることに。最後の日、ライブを見て、店のカウンターで別れ話をする。別れを切り出したのは二胡だった。「誰かと付き合ってるって状態がねぇ…ちょっと俺には無理なのかも」という二胡。それでも、二胡のフラットな人間性や、人としても恋人としても尊敬しているという純粋な思いをひたむきに伝える文菜に対し、二胡は「俺も小説がんばりたい」「あなたの才能にも嫉妬してる」「今俺には孤独が必要で…」と打ち明けるのだった。
そんな二胡に文菜は、「それは甘えだよ」とあきれる。「孤独になったら書けるとか幸せだと書けないとかさ、そういうんじゃないでしょ」―。互いに言葉を重ねていく2人だったが、二胡が文菜に嫌われるために、好きでもない文菜の友達と寝たことを告白してしまう。ショックを受ける文菜に、二胡は「それでも別れたくない?」と投げかける。しばらく二胡を見つめていた文菜だったが、ふいに席を立ちその場を後にするのだった。












