住民のほとんどが飛行機を所有?オーストラリアの謎の住宅街を大調査 世界中から飛行機好きが集まる理由とは
たんぽぽの川村エミコとベッキーが、2月5日放送の『見取り図の間取り図ミステリー』に出演。オーストラリアの不思議な住宅街を調査した。
2人が訪れたのは、オーストラリア東部の都市・ブリスベンから車で約1時間の場所にあるとある住宅街。庭付きの大きな邸宅が並ぶ様子に、「夢の住宅街って感じなんですけど!」とベッキーはテンションが高くなる。目的の家のインターホンを押すと、住人のマーティンさんとヘザーさん夫妻が出迎えてくれた。
この家は広さ475平米の5LDKで、エントランスを抜けて、ダイニングキッチンを通った先に飛行機を格納するガレージがある。マーティンさんとヘザーさんは、元々イギリスに住んでいたが、飛行機のためにオーストラリアのこの住宅街に移住したという。
約38帖(じょう)のダイニングキッチンは広々としており、キッチンには丸型のソファーとテーブルが設置されている。「これはお客さん用のテーブルなの。これなら私が料理を作ってる間もずっとおしゃべりができるでしょ」とヘザーさん。

そして、2人は外にあるガレージへ。マーティンさんが携帯を操作すると、ガレージが開き、青と白のスタイリッシュな小型飛行機が現れた。「飛行機だ!かっこいい!」と大興奮の2人。

IT関係の会社に勤めているマーティンさんは、7年前にこの住宅街の土地を買い、家とガレージを建てて、飛行機を購入した。ベッキーが恐る恐る飛行機の金額を尋ねると、マーティンさんは「(日本円で)約1億5000万円」とあっさり答えた。

この住宅街では、なぜ住人のほとんどが飛行機を持っているのか。ガレージから離れて広々とした芝生に出ると、そこにはその理由である本格的な滑走路があった。そして滑走路の奥からは小型機が近づいてきて空へと飛び立つ。2人は「すごーい!住宅街で飛んでる!!」とその光景に目を見張った。

そう、この住宅街の真ん中には住人専用の長さ750mの滑走路があり、それを取り囲むように45世帯が暮らしているのだ。整備や安全管理は住人同士で行っており、住人は無料、いつでも使用することができる。この夢のような生活に憧れて、飛行機好きが世界中から集まってくるのだ。
ベッキーと川村も飛行体験をさせてもらうことに。マーティンさんの小型機に乗り、最初は緊張で硬くなる2人だったが、飛び立つと2人は窓の外に広がるオーストラリアの大地を存分に楽しんだ。

この住宅街は約40年前、街の管理人のキースさんの熱い思いで作られた。キースさんは「飛行機が好きな人たちが趣味を共有できるような場所を作ろうと思ったんだ」と当時の思いを話す。
キースさんはまず森だった土地を買って、自分で木を切って滑走路を作った。そして道路や水道など、人が住むために必要な設備を一から整備していった。「キースさんタウンだ!」と川村。「最初は誰も住んでくれなかったけど、少しずつ住人が増えて今のような街になったことが本当にうれしいよ」とキースさんは笑顔で語る。

スタジオでは、「あの街が空港なんですね!ロマンがあって喜びに満ち溢(あふ)れていてすごい素敵」と目を輝かせる三田寛子に、見取り図・盛山晋太郎も「生き生きされていましたよね」と同意した。
滑走路がある住宅街で、住民たちは驚きの生活を送っている。日本が大好きだというジョンさんは、ガレージにある飛行機を見ながら近所の人たちとコーヒーを楽しむのがお気に入りの過ごし方なのだとか。
ジョンさんの家は約814平米の7LDK。その家には、飛行機と日本大好きなジョンさんのこだわりがたくさん詰まっている。まず、玄関の壁には桜が描かれたパネルが。そしてパネルの前にはこけしが並んでいた。さらに、中庭は日本庭園をイメージして、小さな池や石が配置されている。
そして、ジョンさんが1番こだわったのは、洋室から行ける巨大空間だ。扉を開くと、2人は「うわー、あった!」と声を上げた。そう、家と飛行機のあるガレージが扉1枚でつながっているのだ。「ドアを出て、すぐに飛行機に乗れるから便利でしょう?」と自慢げに語るジョンさん。
妻のベックさんは家から800km離れたエメラルドという都市で働いており、ジョンさんは「車で9時間かかる距離が、飛行機ならたった2時間なんだ」と、飛行機を普段使いしていることを明かした。「奥さんにすぐに会えてうれしいですね」と話す川村に、ジョンさんは「うん」とうなずき、思わず笑みがこぼれる2人だった。











