「はい、こんにちは柴崎ですよ!」でおなじみ!YouTubeで世界的に大バズりの画家・柴崎春通さんが、ヒロミと孝太郎に水彩画をレクチャー
ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が11月1日に放送。YouTubeで大人気の画家・柴崎春通さんがヒロミと孝太郎に水彩画をレクチャーした。
道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。東京・池袋で声をかけた美術サークルに参加している男子大学生の神は、画家・柴崎春通さん。柴崎さんのYouTubeチャンネル『Watercolor by Shibasaki』は登録者200万人越え(※取材当時)の大人気チャンネル。「本当にシンプルに技術がスゴい」「それはもう…トンデモないですね!」と、男性は柴崎さんの絵の技術を大絶賛。

神・柴崎さんが「トンデモない!」と評される所以はその描き方。まず下書きは、ただの丸を描いただけと思うと、すぐさま色塗りへ。規則性を感じられない色塗りから気づけば想像を超える完成度の絵ができ上がる。まるで魔法のような描き方は“柴崎現象”と呼ばれ、今や国境を越え、世界規模で大バズり中。そこで、スタッフは千葉県いすみ市にある神のアトリエへと向かった。

実は柴崎さんの本業は絵画講師。和光大学芸術学科を卒業した23歳の時、絵画の大手通信教育機関に就職。述べ15万点以上の絵画作品を添削し、退社するまでの40年間トップ講師の座を守り続けた。その絵画指導への情熱は冷めることなく、現在はYouTubeでも絵画の添削を行っている。そんな柴崎さんの、“柴崎現象”をスタッフも体験させてもらうため、犬の顔の描き方を見せてもらうことに。

神ポイントその①『動物は図形に当てはめる』。犬の顔は立方体、首の部分は円筒形だ。続けて神の頭にある黄金比の位置に鼻・目・耳を描いていく。神ポイントその②『輪郭は後から削っていく』。「石で彫刻を彫ってる感じです。最初から細かいところ彫れないじゃないですか。まずは粗彫りで大きく彫っていく、それからだんだん細かく彫る。そういう感じなんですよ」と柴崎さん。その後写真と見比べながら、微調整を施し、余分な線を消せば、下書きが完成。

続いて、色塗り。水彩画は、明るい色から暗い色を重ねて行くのが基本。今回お手本にした犬の写真の場合、紙を活かした白の次に明るいのは白い毛並みにある影の部分。その部分を神は「日影といったら寒いというイメージなのでブルー系で」と色味を作っていく。他の影部分も同じようにブルー系で塗り、次に明るい茶色い毛の部分に、徐々に暗くなるように色を重ねていく。さらに、背景を塗ることで、白い毛の部分も際立たせることができる。

犬の毛並みを簡単に表現するために、筆を割って塗ることで毛の質感を出したり、手で線を入れていくという神ワザを披露してくれる柴崎さん。そして表面の凹凸を意識しながら着々と色を重ねていき仕上げをすると、解説をしながら描くこと40分たらず。まるで暖かな日差しの中にいるようなワンダフルな絵が完成。これぞまさしく柴崎現象だ。












