海外にルーツを持つ“ミックスルーツ”の約7割がいじめや差別を経験…青山テルマ「親戚が“黒人やし、ブスやし、将来どうすんねん”みたいなことを…」

10月21日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』のテーマは“ミックスルーツ”。ミックスルーツを持つ出演者たちが、生きづらさについてDEEPに語り合った。
複数の国や地域にルーツを持つ人たちを指す言葉“ミックスルーツ”。ミックスルーツの人たちを対象にした調査では、“ルーツにまつわるいじめ・差別を経験した”と答えた人は約7割にのぼる(複数ルーツの人々のアンケート調査委員会(下地ローレンス吉孝・市川ヴィヴェカ)2024,『日本における複数の民族・人種等のルーツがある人々のアンケート調査結果』より)。
実際、日本とナイジェリアのミックスの女性から、「中学1年生の時に、1人の男の子に、この髪の毛カーリーっていうんですけど、“カーリーってどうなってるの?それ地毛?ボンバーじゃん”とか。つらかったですね」という切実な声や、日本とバングラデシュのミックスの女性から、「転職活動をしてた時に、“見た目がハーフだと結構言い方強いのかと思ったけど、全然そんなことないので〇〇さんは大丈夫だと思います”みたいな感じでエージェントの方に言われたことがあって。結構衝撃でした」という実体験が聞かれた。

スタジオでは、父親がトリニダード・トバゴと日本のハーフで、母親が日本人というルーツを持つ青山テルマが、「小学校くらいなんですけど、“テルマ、黒人やし、ブスやし、将来どうすんねん”みたいなことを、親戚が(母親に)言ってるのを聞いたの、いまだに鮮明に覚えてるんですけど」と幼少期を振り返り、その悔しさをバネに、「そこから負けず嫌いになりました。“絶対お前より成功してやるからな”みたいな」と自身を奮い立たせたことを回顧。加えて「大人に言われることの方が多かった。世代が上の人の方が多かったな」と思い返すと、MCの上田晋也は「そっちの方がちょっとショックだよね」と反応。