24時間テレビ深夜枠『上田と女が吠える夜』特別版で“世界の出産事情”を語り合う 「フランスは80%以上の方が無痛分娩で産んでますよ」

2025.9.10 08:45
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そして、無痛分娩経験者の犬山は「日本だと無痛分娩、麻酔だったりとか、陣痛促進剤などの医療行為にかかる分で、約10万円〜20万円くらい多くかかるっていうのがあるんですよね」と多くの医療機関では自然分娩の費用にプラスして自己負担が発生することを解説し、「最近は、各自治体で“ちょっと助成金出しますよ”みたいな。少しずつ出てきてはいるんですけど」と示唆。

するとクリエイティブディレクター・辻愛沙子が「金額だけじゃなくて、“痛みを伴って出産しないなんて愛情がない”みたいな我慢の文化もある気がして」と日本の風潮を口にしたが、「母が無痛分娩で私のこと産んだんですけど、めっちゃ愛情感じてるんで。積極的にみんな痛みは手放してって欲しいなと。選びたい人は別にいいんですけど」と実体験を交え、意見した。

他にも、トルコの堀口ミイナさんが、「2023年のデータなんですけど、帝王切開分娩の割合がなんと約60%で、世界でも突出して高いんですね」と自国の出産事情を紹介し、一同驚き。続けて「実際、私の周りの友だちもみんな帝王切開で。“なんでなの?”って聞いたら、周りのママたちが“スゴく痛かったよ、つらかったよ”っていうのを脅してくるんですって」と周囲の声を明かしたミイナさんは、「あと時間がかかるじゃないですか、普通の分娩って、10 何時間とかかかっちゃうので。ひどい話なんですけど、病院の効率性のために切っちゃうっていう話とかもあって」とまさかの実態を吐露。現在、トルコ政府は私立医療機関を対象に医療上必要のない計画的帝王切開を禁止したという。

そんなトルコでは、今は無痛分娩を推しているといい、ミイナさんは「無痛分娩の事を“プリンセス出産”って言って。“あなたも私もプリンセス出産しましょう”みたいなキャンペーンを今やってるんですよね」と現状を紹介。すると、ブラジルのシモネさんも「ブラジルも帝王切開の率が高くて。日本は女性が苦しんで出産するのがあたりまえだけど、向こう(ブラジル)はカメラマンさんも用意するし、メイクの人も用意するし、ネイルも。自分の子どもと会うときに一番キレイな状態で会うから」と出産事情を明かし、「日本みたいに苦しんでる顔の写真なくて、それこそプリンセスみたいな顔で、“生まれました、うちの天使”みたいな顔で撮れるから」と解説すると、周囲からは感嘆の声が上がった。

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