バレーボール男子日本代表・髙橋藍選手 「代表メンバーで付き合うなら?」「スタバで頼むカスタマイズは?」ファンからの質問やSVリーグ裏話まで㊙エピソードを披露

|24歳の目標は宮浦様に…?
プレゼント抽選会では、モンツァのTシャツやファブリックポスターなどが当選者に贈られた。特に注目を集めたのは「サーブを受けられる権利付き」のサイン入りバレーボール。当選した5名のファンは、髙橋選手のサーブをレシーブするという貴重な体験ができた。

イベントの締めくくりには、9月2日に24歳の誕生日を迎える髙橋選手をファン全員で祝福。髙橋選手は「たくさんの方々に祝ってもらって幸せ者だなと思います。本当にありがとうございます!」とファンへ感謝を伝えた。24歳の抱負については「宮浦様ぐらいムキムキになりたいかなって思ってます。宮浦様が僕のことを認めてくれてないのは、まだムキムキじゃないから、横に並ぶのにふさわしくないって思われてる気がするので、24歳は宮浦様よりムキムキになれば、認めてもらえるかもしれない」と語り、“宮浦様にムキムキと認めてもらえる1年にする”というまさかの目標を掲げた。
最後に「サプライズで上から登場したときの皆さんの驚いてる顔は忘れません。たくさんの方々にいつも応援していただいてるんだなってことを改めて感じられるいい機会になっています。自分自身がバレーボールを頑張れているのは皆さんのおかげですし、もっともっと強くなろうという思いになります。また皆さんとこういう機会ができることを楽しみにしています。ありがとうございました!」と語り、イベントの後、代表の練習に向かうという髙橋選手の希望で「藍、やれよ!!」とファンの言葉で喝を入れてもらい、イベントが終了した。

|世界バレーは表彰台を目指すと共に、日本代表チームを強くしていく
――世界バレーも近づく忙しい中で、なぜファンミーティングをされたんですか?
髙橋:やっぱりファンの方々がいてバレーボールができてますし、いつもたくさんの方々に応援してもらってる分、恩返しというか、自分自身で直接気持ちを伝えられる機会は大事だと思っているので、忙しくても、無理にでもやろうと思ってます(笑)
――ファンは髙橋選手にとってどういう存在ですか?
髙橋:間違いなくファンの方々がいて頑張れてるし、今のバレーボール界が盛り上がっているのは、応援してくれる方々のおかげなので、大切な存在です。ファンの方がいて、応援してくださることがモチベーションになりますし、試合での盛り上がりにも繋がっていくと思います。自分自身がファンの方々の期待に応えようとか、さらにいい景色を一緒に見たいって思えるので、レベルアップしていくためにも必要な存在です。

――ファン対応もいつも残られていますが、心掛けていることはありますか?
髙橋:できる限りやりたいっていう思いもありますし、自分が子どもの頃にファン対応してくれた選手って今でも覚えてるんです。それが一つ夢や憧れにもなるっていうのは間違いなくあったので、今、自分は逆の立場として、子どもたちや応援してくれる方々に少しでもそういう対応をすることを大切にしているので、できる限りやろうっていう思いです。
――3年後のロサンゼルスオリンピックでメダルを目標に掲げている中で、9月から世界バレーが始まりますが意気込みを教えてください。
髙橋:もちろんロスに繋がっていく大事な大会ですけど、世界バレーも4年に1度の大きな大会になります。男子は50年ぐらいメダルに届いていないのが現状なので、自分たちは表彰台を目標にやっていくことが必要ですし、表彰台っていう経験を積んでいくことがロスでのメダル獲得に繋がっていくと思っています。世界バレーは表彰台を目指すと共に、日本代表というチームを強くしていかないといけない大会でもあると思っています。

「髙橋藍オフィシャルサポーターズクラブ」内にて9月5日からイベント収録動画を配信!
【髙橋藍プロフィール】
2001年9月2日、京都府生まれ。2020年に日本代表へ初選出され、日体大2年時の2021年に東京五輪に出場。全試合でスタメン出場を果たし、男子バレー29年ぶりのベスト8に貢献。現役大学生ながらイタリア・セリエAで3シーズンプレー。23/24シーズンはヴェロ・バレー・モンツァの主力として活躍。日本人で21年ぶりとなるプレーオフ ファイナルに進出した。パリ五輪では日本代表の主力として活躍。2024年5月からは日本のサントリーサンバーズでプレー。高いアタック決定率やサーブレシーブ成功率を誇り、攻守でチームに貢献しており、2024年12月に開催された天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会では、MVPを獲得する活躍でチームを優勝に導いた。