バレーボール男子日本代表・髙橋藍選手 「代表メンバーで付き合うなら?」「スタバで頼むカスタマイズは?」ファンからの質問やSVリーグ裏話まで㊙エピソードを披露

2025.9.2 12:15
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|感動の名場面を振り返る『BEST PLAY CHALLENGE』

続いてのコーナーは『髙橋藍BEST PLAY CHALLENGE』。事前にファンから投票で集められた「心に残っている試合」のランキングが発表され、髙橋選手自身が1位を予想するという企画。

①新年初戦でのユニークな登場と強烈アタック
2025年1月4日に行われたSVリーグ第11節の東レアローズ静岡戦では、髙橋選手が今年の干支であるヘビのぬいぐるみを首に掛けて登場。このユニークな演出がファンの間で話題に。試合では強烈なアタックを連発し、サントリーの新年初戦勝利に貢献。

髙橋:年男なので、ヘビを巻いて登場するっていうことをやらされました(笑)

SVリーグ第11節 東レアローズ静岡戦
写真:日刊スポーツ/アフロ

②日本製鉄堺ブレイザーズ戦でのコンビネーションプレー
2025年2月15日に行われた日本製鉄堺ブレイザーズ戦では、髙橋選手が下川諒選手とのコンビネーションプレーを披露し、試合を通じて連携を深めた。試合はフルセットの末にサントリーが勝利し、髙橋選手は「お互いいいものをつくり上げていくことを今日はすごく感じられた」と手応えを語った。

髙橋:堺ブレイザーズのホームゲームだったと思うんですけど、下川選手がセッターをしてて、すごくいいコンビネーション見せれたかなと思ってます。

③顔面ブロックからの復活劇
2025年3月9日の大阪ブルテオン戦では、第2セット終盤に相手の強烈なスパイクを顔面で受けて一時立ち上がれなくなる場面が。しかし、髙橋選手は「痛いより、びっくりした。顔にはよく当たるので全然問題なかったです」とコメントし、その後もプレーを続行。このタフさとユーモアがSNSで称賛された。

髙橋:結構顔に当たるんですよ。この辺にボールが来るんだろうなっていうのがあって、ボール怖いって思わないので、結構突っ込むんですよね。そしたら顔に当たって目が覚めます。
安村:ファンの方としては「藍くん行かないでよ」って思うんですけど…でも持ち味ですもんね。
髙橋:そうですね、ディフェンスも好きなので。

④準決勝での高いスパイク決定率と守備力
2025年4月27日に行われたSVリーグ男子チャンピオンシップ準決勝第3試合では、髙橋選手が18得点を挙げ、スパイク決定率65.4%という高いパフォーマンスを記録。また、守備面でも安定感を見せ、チームの勝利に大きく貢献。

髙橋:この試合が正直一番しんどかった。やっぱりウルフドッグス名古屋はシーズンでも自分たち負け越してて、苦手意識もあったチームだったので、苦しめられました。初戦を落としてるので、そこから勝つためにチームで団結して、しんどい試合でしたけど、今ではすごくいい思い出になってます。

SVリーグ準決勝 ウルフドッグス名古屋戦
写真:日刊スポーツ/アフロ

⑤決勝で序盤苦戦も後半に復調し勝利に貢献
2025年5月3日の決勝第1戦で、髙橋選手は序盤に不調が続き一時ベンチに下がったが、第4セット終盤再びコートに立ち、息を吹き返したかのように得意のバックアタック、レシーブでチームに活力を与えた。逆境から立ち直る姿勢が観客の心を掴み、SNSでも称賛の声が上がった。

髙橋:コートの外に出てしまうと、戻ってくるのって難しいんですけど、決勝なので、まずチームが勝つことを優先に、外から何が今できてなかったかを冷静に考えて戻った時に、逆転で勝つことができました。あの試合も自分にとっては成長に繋がったなと思います。

この5つの試合からファンが「心に残っている試合」の1位を予想。

髙橋:やっぱり5番目の決勝かなと思います。あの逆転勝ちは今でも忘れられないです。(試合終わって)帰った日のホテルみんなうるさかったですね(笑)
安村:誰かが普段は見せない喜び方してたとかあるんですか?
髙橋:勝った日ってみんな気分がよくて、ファイナルで逆転勝ちをしたのもあって、喜入(祥充)さんとかAJ(デアルマス アライン)は元々よく喋るんで、そこは置いといていいんですけど(笑)塁もうるさいなと思うぐらい喋ってて「今日のはやばい!!」とか言ってました。そしたら(小野寺)太志さんもいつも以上にご飯食べてましたね、うれしかったんだろうなと思います。

SVリーグ決勝 ジェイテクトSTINGS愛知戦
写真:長田洋平/アフロスポーツ

1位は髙橋選手の予想通り5番目の「SVリーグ決勝第1戦のジェイテクトSTINGS愛知との試合」という結果に。映像を見ながら髙橋選手自らが解説。

安村:この試合に臨むにあたっての心持ちはいかがでしたか?
髙橋:シーズン通して試合はしてましたけど、決勝でのジェイテクトの仕上がり具合は、このシーズンで一番強かったです。自分たちが悪いわけではないんですけど、関田(誠大)選手のトスワークを筆頭に決められて、自分たちが何もファイトできてない状態がずっと続いてました。

髙橋:第3セットで僕はベンチにいて、このセットはとれたんですけど、正直、まだ勝てるっていうイメージは湧いてなくて、ちょっと厳しいかなっていうマインドでした。第4セットもマッチポイントを取られてるんで、内心焦りもあって…でもこのセットを取って、ガラッと変わりましたね。自分も冷静になって戻ってきて、サーブからしっかり攻めて、最後我らのヒーローのムセルスキー様が決めてくれました!僕は「神様」って呼んでます!

安村:この試合を選んだサポーターの方の意見、いくつか紹介させていただきます。「震える程に感動した試合でした!バレーボールの楽しさが真っ直ぐに伝わってきたのを鮮明に覚えてます!」「もう終わってしまうのかと頭をよぎってからの巻き返しがすごかった。ボールが落ちないのと気持ちの強さ。何といってもレシーブで拾ってつないでからの攻撃が最終的には勝利をつかんだと思います。あの長時間に及ぶ試合を目の前で見られたことに感謝です。すごすぎて、涙が止まらなかったです」
髙橋:何回か試合終わってるんですよ。(ボールのイン・アウトなどの)判定で試合終了して相手が勝ったみたいなこともあって、会場から帰られた人もいるんじゃないかなっていうぐらい。それぐらい「あ、負けた」って一瞬思ったりしてるなか、それが覆って、覆って、覆って勝ったので、見てる方々からすると、心臓バクバクだけど、楽しかったんじゃないかなと思います。

この試合の結果もありサントリーサンバーズ大阪がSVリーグで見事優勝
写真:西村尚己/アフロスポーツ
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