米野球殿堂入り イチロー「“好き”を見つけるきっかけを多くの子どもたちに贈りたい」新プロジェクト『イチローDREAM FIELD』がスタート
2025.7.28 13:20
7月28日(月)にアメリカ・野球殿堂入り式典を迎えたイチローとユニクロによる新たなプロジェクト『イチローDREAM FIELD』がスタート。日本全国の子どもが「好きを見つける」きっかけを贈る。
7月28日(月)(現地時間7月27日)に行われた米国・野球殿堂入り式典にて、アジア人初の米殿堂入りを果たしたイチロー。3歳で野球と出会い夢中になった自身の経験をもとに、『イチローDREAM FIELD』では、子どもたちがスポーツを通じて、「好きなことに出会い、打ち込める体験を次世代へとつなげたい」という思いから始動した。
プロジェクトの第一弾として、好きなスポーツに出会える体験イベント「第1回 イチローDREAM FIELD DAY(ドリームフィールドデイ)」が2025 年11 月下旬に開催決定。小学4年生〜中学3年生の子どもたちを対象とし、野球をはじめとした複数の競技を、イチローとともに体験する。イチローの他にも、各競技のトップアスリートがコーチとして参加予定となっている。
プロジェクト始動にあたり、イチローからはコメントとメッセージが到着した。

♦イチロー コメント
現役を退いてから自分が『次の世代に伝えられることは何か』を考える機会がすごく多くなってきたんですね。もし誰かのためになれるのなら力になりたい。そんな中、ユニクロがスポーツを通じた次世代育成活動に力を入れていると。(そこで)より沢山の人に届けられる取り組みになるのではないかと思いました。
好きなことを子どもの頃に見つけて熱中すること、この「好き」を見つけると、想像もしなかった自分が現れて、頑張れるようになる。この「好き」を見つけるきっかけを多くの子どもたちに贈りたい。そんな強い思いがあります。
毎回、子どもたちと接するときは、楽しい、和やかな雰囲気で始まるんですけど、実際に僕が動き出すとピリッとするんですよ。その切り替わる時が僕大好きです。ハッとする感じ、これはお遊びじゃないんだと彼らが気づく瞬間はしびれますね。だから手を抜けないし、絶対に手を抜かないです。
♦朝日新聞朝刊 メッセージ
次の挑戦。
今日は、僕にとって野球人生の歩みを讃えてもらう特別な日になりました。
振り返ると、いまの僕があるのは、3歳のときに夢中になれる野球に出会えたから。
だから今度は、子どもたちに好きなことをみつけるきっかけを贈りたい。
好きなものに勇気をもって飛び込んでいってほしい。
そんな想いで、ユニクロと一緒に次世代スポーツプロジェクト“イチローDREAM FIELD”をはじめます。
さあ、新しいフィールドに立ちましょう。

イチローDREAM FIELD