7月期新ドラマ『最後の鑑定人』藤木直人×白石麻衣インタビュー 「謎を解いていくっていう気持ち良さを(視聴者にも)感じて欲しい」
2025.7.7 11:45|原作を中心にドラマとしてのオリジナル部分がある「おもしろいことは間違いない!」

――鑑定や心理学という専門性のある役柄ですが、事前に準備されていることはありますか?
藤木:スタッフの方が用意してくださった資料も読んでいます。理系の役が多いので、専門用語を言わされることが多いです(笑)今回も頑張ります!
白石:高倉は人の嘘を見抜ける癖がありますが、私も人を見ちゃう癖があるので、その辺は撮影前に自分なりに人間観察をして、もう少し勉強できたらと思っています。
――本作の見どころやおもしろいと感じた点を教えてください。
藤木:原作で土門は、無表情で感情を表に出さないキャラクターなんですけど、これを「どうやって1クールのドラマとして描くのかな」と思っていました。でも、台本をいただいた時点で、土門が感情を割と表すキャラクターで、高倉ともしっかり関わっていましたし、原作とは違ったエンターテインメントになると思いました。原作の岩井さんも台本を読まれて「おもしろかった」って言って下さったみたいなので、ドラマ化に向けてみんなが一丸となって進んでいける部分なのかなと思いました。
白石:原作を中心にドラマとしてのオリジナル部分だったり、キャラクター1人1人のストーリーがより詳しく書かれていたりします。台本を読んでる中で「こういうことなんだ!」って思えるようなシーンがたくさんあるので、おもしろいことは間違いないと思います!

――本作の役どころとして何か向き合っている課題はありますか?
藤木:これまでも専門用語で長文の説明セリフを言う役が多かったので「まただな」って思いますけど(笑)そういうセリフがあるのはハードルが高いです。クランクインするまではまだ余裕がありますが、この後が大変そうだなと思います(笑)
――専門用語はご自身でも調べられたりしますか?
藤木:そうですね。やっぱり自分で意味が分かっていないと言葉として言えないし、意味を調べた方がセリフも覚えやすいです。
白石:高倉は心理学を専攻して学んでた部分があるので、私としてもこの人はどういう考えを持ってるんだろうというのは気になるので、この作品を通して自分の中でも、人の心理をもう少し深く考えていきたいなと思っています。

――高倉は人の嘘を見抜くことが得意ですが、お二人は嘘を見抜くということについてどう思いますか?
白石:得意か得意じゃないかって聞かれたら、私は結構得意な方かな。(嘘に)気づいちゃう方ですね(笑)
藤木:子どもが3人いて、上の子と下の子が10歳違うんですけど。小さい頃ってすぐバレる嘘をつくじゃないですか?それが(子どもも)年をとってくると嘘が巧妙になるので、それは寂しいですね…。
――最後に視聴者へのメッセージをお願いします。
藤木:些細な科学的事実から、謎を解いていくっていう気持ち良さを(視聴者にも)感じて欲しいなと思います。
白石:土門先生と高倉の掛け合いや、交わりそうで交わらない感じがすごくおもしろく描かれてると思います。見てくださる皆さんにも、楽しんでもらえるように撮影を頑張れたらなと思います。
フジテレビ系全国ネット ドラマ『最後の鑑定人』7月9日(水)スタート
毎週水曜22時00分~22時54分 ※初回15分拡大(22時00分~23時9分)