藤木直人と白石麻衣が“クセつよバディ”に!新ドラマ『最後の鑑定人』原作者が撮影現場で激励&感動「土門と高倉が生きている!」
2025.6.17 15:00
藤木直人&白石麻衣のクセつよニューバディが、事件現場に残された痕跡を元に科学的アプローチを駆使しながら真相に迫る濃厚サイエンス×ミステリードラマ『最後の鑑定人』(7/9 放送開始)。俳優デビュー30周年を迎える藤木が孤高で人に興味がない偏屈科学者・土門誠(どもん・まこと)を、人のウソを見抜くのが得意な“変人”研究員・高倉柊子(たかくら・しゅうこ)を白石が演じる。この度、そんな2人を取り巻く新たなキャラクター情報が解禁。また、原作者の小説家・岩井圭也が撮影現場を訪れ、藤木らと初対面。「“こうだったらいいな”という自分のイメージ以上の形で演じていただいている」と歓喜の思いを明かした。
今作は、かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公・土門誠が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー作品。『永遠についての証明』で2018年に第9回野性時代フロンティア文学賞(現「小説 野性時代 新人賞」)を受賞した小説家・岩井圭也の同名小説が原作となる。今回、ドラマ版追加キャストとして解禁されたのは、阿部亮平、迫田孝也、中沢元紀、栗原類の4人。

迫田演じる相田直樹(あいだ・なおき)は、土門に科学鑑定を初めて依頼する弁護士。優しくて人当たりがよく、弁護依頼をどんどん受けてしまいがち。信頼する先輩弁護士に勧められて土門鑑定所を訪れ、それ以降ことあるごとに鑑定協力を頼むようになる。クセのある土門に圧倒されるも、現場に同行するなど事件の真相に近づいていく土門を信用している。
映画『ザ・マジックアワー』(2008年)のオーディションで同作の脚本・監督を務めた三谷幸喜の目にとまった迫田は、それ以降 三谷作品に多く起用され、近年は『全領域異常解決室』(2024年、フジテレビ系)、『御上先生』(2025年、TBS系)などの話題作で印象深い役を器用にこなす名バイプレイヤーとして知名度を着実に上げている。
中沢は捜査⼀課のやる気あふれる刑事・都丸勇人(とまる・ゆうと)を演じる。刑事に憧れて神奈川県警に入庁した若手で、上司の三浦に土門と捜査現場の橋渡し役を命じられる。土門のとっつきにくく何を考えているのかわからない様子に翻弄されイライラしつつも、依頼を引き受けてもらえるよう説得する。
中沢は『ナンバMG5』(2022年、フジテレビ系)で連続ドラマ初出演を果たすと、翌年には『沈黙の艦隊』(2023年)で映画初出演。現在放送中の連続テレビ小説『あんぱん』では柳井千尋役を好演し、“国民の弟”と話題になっている。
阿部演じる三浦耕太郎(みうら・こうたろう)は、都丸と同じく捜査一課に所属する係長。科捜研で活躍していたころの土門を知る人物で、土門の鑑定技術に絶大な信頼を置く。部下の都丸に土門を紹介し、科学捜査を依頼させる。
俳優デビュー直後からVシネマをはじめ映画、テレビドラマなど幅広く活動する阿部は、『WATER BOYS2』(2004年、フジテレビ系)のオーディションに合格し、連続ドラマ初レギュラーを獲得。映画『クローズZERO II』(2009年)、映画『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズ(2016年ほか)などで爪痕を残すと、こわもて役を得意とする個性派俳優としての地位を確立。
栗原は科警研(科学警察研究所)に所属する嵐山信幸(あらしやま・のぶゆき)役に決定。嵐山は科警研の法科学部副部長・尾藤宏香(びとう・ひろか)の助手。ちゅうちょ無く慣例外の鑑定協力を依頼してくる土門を不快に感じている。
『MEN’S NON-NO』や『POPEYE』など男性ファッション誌でモデルとして活躍する栗原は、バラエティー番組『アウト×デラックス』(フジテレビ系)などへの出演がきっかけとなり、ネガティブ発言の多い“ネガティブモデル”として世間の知名度を高めた。『彼岸島』(2013年ほか、毎日放送)、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』(2023年)などに出演し存在感を示す。
◆原作者が撮影現場を訪問!主演・藤木直人らと交流!

7月9日(水)の放送開始に向けて着々と撮影が進む今作の現場に、原作を手がける岩井圭也が訪問。土門鑑定所のセットが立つスタジオを訪れ、藤木や白石らが演じる姿を間近で見学した。さらに、撮影の合間にはキャストやスタッフらと談笑する姿も見られ、撮影現場を盛り上げた。
自ら作り上げた土門と高倉に“初対面”した岩井は「藤木さんと白石さんに直接お会いすることができて、ビックリです…!実際に現場で演じている姿も見させていただき、“こうだったらいいな”という自分のイメージ以上の形で演じていただいているなと感じました。専門用語などのせりふが多く、すごく難しい部分もあると思うのですが、お二人は本当にうまくご自身の言葉のように話されていて“土門と高倉が生きてる!”と感動してしまいました」と明かした。
また、藤木の“土門っぷり”に関しては「原作と同じくベージュのジャケットを着ていただいて、すごく似合っておりました。原作に“忠実”というよりは“(土門という男のイメージは)こうだったんだ”と私自身が気付かされた感覚です」と、藤木の演技や作品の演出を絶賛。そして「小説を書くというのはとても孤独な作業で、部屋に一人閉じこもって何十時間と書いて世に出るもの。それがドラマになると、多くの方々の力を通して映像になっていくことはすごく感動的です。小説と映像は媒体こそ違えど、同じく魂が宿っているのだと感じました。原作者としても視聴者としても楽しめてしまう、大変お得な体験をさせていただいているので放送が楽しみです!」とメッセージを送った。
ドラマ『最後の鑑定人』
7月9日(水)スタート
毎週(水)22時~22時54分放送 ※初回15分拡大(22時~23時9分)
【公式HP】
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《原作》
岩井圭也
『最後の鑑定人』(角川文庫/KADOKAWA刊)
『科捜研の砦』(KADOKAWA刊)
『追憶の鑑定人』(KADOKAWA刊) ※2025年9月2日(火)発売予定