7月期新ドラマ『最後の鑑定人』藤木直人×白石麻衣インタビュー 「謎を解いていくっていう気持ち良さを(視聴者にも)感じて欲しい」

2025.7.7 11:45
藤木直人と白石麻衣の写真

藤木直人と白石麻衣がクセ強なニューバディを組む新ドラマ『最後の鑑定人』(フジテレビ)が、7月9日(水)より放送がスタート。放送に先駆け、主演を務める藤木直人と共演の白石麻衣に、バディ役を務めるお互いの印象から、本作で新たに向き合っている課題についてインタビューを行った。

本作は、事件の痕跡を元に、敏腕鑑定人が科学的アプローチを駆使して難事件の真相を暴いていく本格サイエンス×ミステリー作品。『永遠についての証明』で2018年に第9回野性時代フロンティア文学賞(現「小説 野性時代 新人賞」)を受賞した小説家・岩井圭也の同名小説が原作となる。

藤木直人と白石麻衣の写真

かつて科捜研のエースだった土門誠(どもん・まこと/藤木直人)は、その鑑定技術の高さから「彼に鑑定できない証拠物なら、他の誰にも鑑定できない」と言わしめ、科学捜査最後の砦として“最後の鑑定人”との異名を持つ凄腕鑑定人。しかし、ある事件をきっかけに科捜研をやめ、現在は自ら開設した土門鑑定所を営んでいる。有能ではあるものの、人に興味が全くなく合理的、時には依頼人にも心ない言動で不快にさせてしまうことがたまにキズだった…。

藤木直人の写真
土門誠/藤木直人

一方、クセ強な奇人・土門を研究員として支える高倉柊子(たかくら・しゅうこ/白石麻衣)は、学生時代に心理学を学んでおり、人の嘘(うそ)を見抜くことが得意。鑑定所に訪れる依頼人の嘘を見抜こうとする“変人”で、物怖じしない性格から土門とも言い合いになることも…。そんな奇人鑑定人ד変人”研究員のクセ強バディの元には、捜査に行き詰まった警察関係者や司法関係者から科学捜査の依頼が舞い込んでくる。土門と高倉は科学的アプローチを武器に、事件現場に残された小さな痕跡から事件の証拠を暴き出すと共に犯人の嘘を見破り、真実に光を当てていく。事件の意外な真相にぼうぜんとしてしまう関係者たち。しかし誰よりも科学と向き合い、科学の力を信じる土門は、「嘘をつくのは、いつだって人間です」と言い放つのだった…。

白石麻衣の写真
高倉柊子/白石麻衣

|役柄との共通点「理系人間で理屈っぽく考える」

――お互いの印象を教えてください。

藤木:アイドルのみならずモデルもされていて、バラエティの番組に来たらしっかりモノマネで笑いをとる(笑)器用な方だなと思っていたので、今回ご一緒することができて、とても頼もしく思っています。

白石:すごくクールで爽やかな印象です。私は小さい頃『ナースのお仕事』(1996~2014/フジテレビ系ドラマ)をずっと見てたので、「高杉先生だ!」と思って、今回ご一緒できることがすごく嬉しいです。バディという役どころになっているので、しっかり土門先生についていけるように、頑張れたらなと思っています。

――役者さんとしてのイメージはいかがですか?

藤木:媚(こ)びてないお芝居ができるというか、すごく確かなお芝居をされる方だなと思っています。

白石:いろんな役をやられてるので、どんな役でも器用にこなされてるイメージです!

――ドラマ初共演のお二人ですが、どんなバディになっていけそうでしょうか?

藤木:土門と高倉のかみ合ってない具合が、このドラマの肝になるのかなと思ってるので、そこは現場で楽しく白石さんと探っていけたらと思っています。

白石:土門先生と高倉の掛け合いが毎話出てくるのですが、視聴者の方の目線で共感できるのは、高倉側かなと思っているので、皆さんに共感してもらえるようになっていけたらと思っています!

藤木直人と白石麻衣の写真

――ご自身と役柄の似ている部分、また異なる部分を教えてください。

藤木:自分のことは自分が一番よくわかってないというか(笑)普通の人間のつもりですけど、何考えてるか分からないって言われることもあったりするので…。理系人間で物事を理屈っぽく考えてしまったり、そんな部分は似てるのかもしれないです。違った点は、着るものや食べるものに関心がなく、科学のことばかり考えてる所です。僕は仕事のことも考えますけど、それ以外のこともたくさん考えてるので、そういう意味では全然違うと思います。

白石:高倉はよく特製のまずいハーブ水を出して、その人が(嘘をつかない)素直な人なのか、嘘をついてるのかを見て仕掛けに行くタイプですけど、私は真逆で何も動けないです(笑)でも、人の心理というか…「この人はこういう考えがあるから、こういう返事してるんだな」みたいなことは、感じ取ってしまう方ではあるので、そこは似てる部分でもあるのかなと思っています。

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