社交不安障害・パニック障害・強迫性障害など“不安症”の患者数が増加傾向に…俳優・星野真里が語る、“あがり症”になったきっかけとは

2025.7.2 10:20

そこでMCの上田晋也が、心療内科医の姫野友美先生に“不安症”について尋ねると、「“不安症”というのは、過度の不安や恐怖で日常生活に支障をきたしてしまう精神疾患の総称なんですね」と話し始めた。“不安症”には主に、電車などの閉鎖空間に入ると逃げられない不安に襲われ、めまい・動悸(どうき)・過呼吸が起きる“パニック障害”、周りの視線が気になり不安や恐怖心を抱く、あがり症・対人恐怖症・赤面症が含まれる“社交不安障害”、特定のこだわりが強く、家の戸締まりや火の元を何度も確認し生活が不便になる“強迫性障害”の3つの種類があることを解説。

星野真里の写真

それを受けて、星野真里が「私、“社交不安障害”なのかなって思ってます」と切り出し、「もともと“あがり症”で、人前に出るとどんどん心臓がバクバクしてきて。息が吸えないというか、最後まで肺にちゃんと息を送りこめなくなっているのもちょっと感じちゃいますね」と自身の症状を明かすと、上田が「何歳くらいの頃から?星野さん昔から(芸能活動)やってらっしゃるじゃない?」と質問。

すると星野は「子どもの頃は全く感じてなくて。でもだんだん世界が広がっていって、すごい人にどんどん会う」といった環境の中、「“自分ってたいしたことないな”みたいな。そういう気持ちが“私なんて”っていう気持ちになって、“私大丈夫かな?”っていう不安が先に来てしまうようになったかなと思います」と“あがり症”になったきっかけを振り返った。

杉原杏璃の写真

続けて杉原杏璃も、「私は、30歳くらいの頃に、“不安・パニック障害”っていう病名を受けて」と打ち明け、「最初って、パニック障害がわからない。“動悸がするとかめまいがするって心臓の病気なのかな?”とかって思うので。いろんな大学病院に行って調べてもらって、ようやく体の病気じゃなくて心の病気なんだなっていうのがわかったんですけど」と、診断を受けるまでの困惑について振り返った。

そして、「30歳の時って、グラビアの活動メインにしていたので、30歳ってすごく節目。“もうお仕事辞めなきゃいけないのかな”とか、すごく岐路に立ってるような感じがして。不安がずっと襲ってきて、パニックになっちゃうっていう」と強い不安や恐怖を繰り返し、葛藤した日々を思い返した。

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