カズレーザー “すっぴんだから在宅でも無視”さまざまな理由で、1年間に約5億個にもなる再配達荷物…“再配達有料化”の是非を徹底討論
2025.5.14 11:00そうした厳しい状況でも、再配達依頼は増える一方。矢野氏は「再配達、一口に言ってもいろんな理由で発生しているわけですよね。本当に不在だったのか、あるいはトイレに行ってたから時間かかった、チャイムに気づかないとか。ひどい場合は、すっぴんだから出ないとかですね」と、家にいるのに信じられないような理由で再配達を依頼するケースが本当にあると嘆く。
しかしオカリナらが話すように、どうしても荷物を受け取ることができないこともある。さらに再配達の理由は必ずしも受け取り手にあるというわけでもなく、急な用事で受け取れないことはもちろん、お中元やお歳暮が予期せぬタイミングで届くこと、配達員側が時間内に届けられないなど、責任の所在は単純には決められない。

そこで浮所飛貴(ACEes)が「例えば初回は無料だけど、2回目からお金取りますよとか、うまいルールを決めていけたら」と提案。ほか出演者からも賛同の声があがる。
既存の方法としては、オカリナから“ゆっくり配送”について言及された。翌日配送よりも少し時間をかける方法であるが、矢野氏によると、翌日配送地域は以前に比べて狭くなっているという。翌日配送しようとすると、夜間業務を発生させざるを得ないため、地域によっては翌日配送をそもそもしないという動きが出てきているという。
また別の既存方法として、宅配ボックスの設置やコンビニ受け取りもあげられるが、チルド類が預けられないなど、利用できる商品・スペース・事業者が限定されているという問題も。一方、玄関先への置き配は、盗難や誤配といったトラブルが年々増加しているという。