さんま 漫才ブームに苦悩した時代、東京進出のきっかけは“長い腐れ縁になる男”の一言だった

2023.12.1 17:45

明石家さんまの人生を描いたスペシャルドラマが、11月26日『誰も知らない明石家さんま』で放送。さんまが“長い腐れ縁になる男”との一言が東京へ進出するきっかけとなったと再現ドラマで明かされた。

さんま(さんま役:EXILE、三代目J SOUL BROTHERS・岩田剛典)が大阪で若手芸人として活動しはじめた頃、ラジオの競馬中継に夢中になっていると、同期の“長い腐れ縁になる男”(同期の芸人役:霜降り明星・粗品)が現れた。

「競馬につぎ込んで、貯金あるのかい」と言われたさんまは「関係ねえだろう、マイホーム買ったからって偉そうに」と返すも、「オール巨人も買うたらしい」と関西漫才の勢いをアピールした“腐れ縁になる男”。さんまは、「さすが漫才師は違いますね」とイヤミで返すも、当時は漫才ブーム。若手芸人のさんまは金欠だったという。

すると“腐れ縁になる男”が、「おまえな、東京来えへんのか?もっと稼げるぞ」と突然アドバイス。さんまは「東京ね…。どうなの東京の芸人は?」と聞くと、「たいしたことあらへん。楽勝や」と楽観的な返事だった。

しかし「あっ、でもな、別格がひとりだけおるな。ツービートのビートたけしさんや」と話すと、さんまは「ビートたけし?」と聞き返し、さらに、“腐れ縁になる男”から「あの人はな、常に時代の先を見とるな。あの人だけは“漫才ブームはすぐ終わる”って言いはんねや」と、信じられない言葉を聞くと、「ほんとかそれ!」と驚いたそう。

そのあとすぐ、ビートたけしの言う通りに、本当に漫才ブームは消え去った。そして、1981年、さんまは東京に進出し、『オレたちひょうきん族』でビートたけしとお笑いの時代を作った。

ドラマ内では、その芸人の名前は伏せられていたが、スタジオゲストの東野幸治が「(島田)紳助さんや」と思わず声を上げた。

写真提供:(C)日テレ

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