登山家・野口健&絵子親子 6000m超えの世界は「匂いがしない」? “生物が存在しない世界”とは
2025.7.9 09:45
登山家の野口健、野口絵子が7月8日放送の『踊る!さんま御殿!!』に出演。親子でヒマラヤ山脈のメラピークにも登った2人が6000m超えの世界について語り、スタジオを驚かせた。
この日は『猛暑の夏をどう過ごす? アウトドア派vsインドア派SP』。アウトドア派ならキャンプのテント内で、インドア派なら引きこもった部屋の中で、どう快適に過ごすかをゲストたちが披露。絵子も登山中のテント内ではアロマを炊くなど工夫しているそうだ。「匂いが欲しくなるので」と絵子。

それを聞いた明石家さんまは、「匂いが欲しくなる?自然の匂いでええのんちゃうの」と質問。すると絵子は「だいたい5~6000mから氷河になって、だんだん植物がなくなってくるんですね。そうすると匂いがなくなるんです」と説明。さんまは「雪の匂いやろ?今度は」と指摘するが、野口によると「雪の匂いはないです。生き物がいないと匂いがない」とのこと。「そういうもんなの!?」と驚くさんま。
野口親子は“匂い”についてさらに深堀り。砂漠にも匂いがないといい、匂いがないと人間は不安にさいなまれるという。「え!匂いがなくなると人って不安になるの?」とさんま。「なります。匂いがないってことは”生き物が存在してない世界”に入っていくんで」と野口。「だから鼻が敏感になって、匂いに飢える」のだという。

ところが、困るのは普段の生活に戻った時。「気をつけなくちゃいけないことがあって、日本に帰ってきたら、電車に乗るといろんな匂いがして、クンクンしちゃう」のだとか。本能的にクンクンしてしまうようになるため、スタッフには「ヒマラヤ帰りには電車に乗るな」と通達しているそうだ。匂いにまつわる意外な話に、スタジオは「すごい世界ですね!」と驚がくしていた。