造船業・海運業の島、愛媛県伯方島でイチバン大きい家を探せ!9LLDKSの歴史を感じる豪邸にスタジオ驚き
12月18日放送の『見取り図の間取り図ミステリー』では、愛媛県伯方島(はかたじま)で1番大きい家を探すべく、お笑い芸人のムーディ勝山が調査を行った。
新企画『島イチバンの大きい家を探せ!』は、日本にある1万4125の島のうち、1つの島に実際に出向いて一番大きい家を探す企画だ。また、その道中で面白い間取りの家も見つけていく。
今回、勝山が訪れた愛媛県伯方島は、車を使えば30分で一周できるこぢんまりとした島。海運業、造船業が栄えているほか、『伯方の塩』の誕生の地としても知られている。
地元の人に聞き込みを続け、いくつかのお宅を訪問した後にたどり着いたのが、叶浦(かのうら)にあるレンガの邸宅だ。インターホンを押して出てきたのは、この家の住人の中野さん。船舶関係の会社を経営しており、現在は社長を退いて会長を務めているという。築55年の家をリフォームし、娘夫婦と3人暮らしだ。
この家の間取りは2階建ての9LLDKSという、まさに豪邸だ。まずは約10帖(じょう)の広々とした居間を見せてもらい、エレベーターの前を通って座敷へ。真ん中に長机が置かれた座敷は、ふすまに日本絵が描かれており一目で歴史を感じる空間となっている。スタジオの島崎和歌子は思わず「G7じゃん、首脳会議」と声を漏らした。
床の間には掛け軸と大きな象牙が飾られており、勝山は「象牙ってめちゃくちゃ貴重ですよね」と驚いた。また、龍と近江八景が彫られた欄間は、屋久杉の一枚板から作られたものなのだとか。滋賀県出身の勝山は「僕滋賀県出身なのでうれしいです、こんなところで滋賀の景色に出会えて」と喜んだ。
続いて、勝山は2階を調査。外に続く扉を開くと広々としたバルコニーにつながっており、伯方島の景色を見渡すことができる。「これだけ広かったらいくらでも洗濯物干せますね」と勝山。このお宅の周辺の広大な土地は実はほとんど中野さんのもので、その中のグラウンドゴルフ場は島民の憩いの場にもなっているという。勝山が「伯方島での生活はどうですか?」と尋ねると、中野さんは「良いよ。住めば都」と笑顔で答えた。
撮影した映像をもとに分析した結果、中野さんのお宅の広さは推定約330平米。今回伯方島で取材OKだった家の中で、イチバン大きな家は中野さん宅だった。
VTRを見たM!LKの塩﨑太智は「大きいお家に住んでいて、いろいろ成功されている方は心も大きいんだなって」と感心し、見取り図の盛山晋太郎も「ピンポン鳴って(玄関のドアを)開けたら半袖のムーディさんがいたら嫌やろ」と言ってスタジオは笑いに包まれた。











