長嶋一茂が保護犬の散歩ボランティアに奮闘!心を閉ざす犬たちに魂をぶつける「気持ちが通ずる時って、時間の長さじゃない」
2025.5.20 10:00
5月17日放送の『嗚呼!!みんなの動物園』では、タレントの長嶋一茂が保護犬の“お散歩ボランティア”に取り組む様子を特集。様々な事情で心を閉ざしてしまった犬たちに、散歩を通して心の触れ合いを見せた。
その飼育歴は50年を超え、現在も3匹の犬と生活している一茂は、「保護犬だからとか、ブリーダーさんだからとかじゃなくて、やっぱり命だからね、ひとつのね。なんとかしてあげたい」と、保護犬への取り組みへも熱心。
そこで、数多くの保護犬が暮らす施設を訪問し、散歩を通して人間と暮らす楽しさを教えるボランティア・通称“お散歩ボラさん”に挑むこととなった。
数多くの保護犬が生活する施設は深刻な人手不足に陥っているそうで、なかでも散歩は時間と手間がかかってしまうという。元野犬や育児放棄など、つらい経験をしてきた子たちの性格や特性を見極め、それぞれにあった散歩をしなければならないそうだ。
まず一茂が対面したのは、今回の施設で最もかまってほしい性格だという、ラブラドール・レトリーバーのマリリン。散歩に出かける前にボールを使って触れ合うと、元プロ野球選手の一茂が「俺よりうまいとまずいんだよ…」と驚くほどの運動神経を見せた。
そんなマリリンは、育児放棄を受けていたこともあり、散歩の経験が少ないことから力の加減ができない様子。散歩に出ると、すぐにリードを引っ張り、一茂の先を歩こうとする。それでも一茂は、「ゆっくりだよ、ゆっくり」と語りかけつつ、マリリンの行動を観察。そして散歩開始から5分ほどで、マリリンの尻尾が下がってきたと見抜くと「いつも5分くらいで終わってるんでしょ?」と普段の様子を推測した。

その後、一茂は時にマリリンの前を歩きながら、人間との散歩の仕方をレクチャー。すると散歩開始から40分ほどで、マリリンは一茂のペースに合わせて歩けるようになり、一茂は「この子、ワンちゃんなりに気を遣える子。すっげぇお利口さん」と褒め称えた。

続いて一茂は、人に飼われたことのない元野犬とも散歩へ。こちらも初めは走ったり止まったりと自分のペースで散歩をしていたが、一茂が「お前のペースじゃないんだ、全部」と語りかけると、徐々に一茂の動きに合わせて散歩ができるようになった。