カズレーザー 外国人観光客の増加でさまざまな問題が…“日本人と外国人観光客の料金を区別する”案を徹底議論

2025.7.2 10:00
カズレーザーの写真

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が7月1日(火)に放送された。今回のテーマは『芸能人が提言!令和の新法律SP』。普段は講義を聞く側である出演者たちが、オリジナルの法案を持ち寄って議論する企画で、放送のたびに大きな反響を呼んでいる。第3弾となる今回は、長嶋一茂が「日本人と外国人観光客の料金を区別する法」を提案。日本のオーバーツーリズム問題に切り込んだ。

記録的な円安を背景に、2024年の訪日外国人数は過去最多の3687万人を記録(出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数」)。経済的な恩恵をもたらす一方、富士山では外国人観光客が押し寄せ、大量のごみをポイ捨てするなど各地で問題が深刻化している。そこで長嶋は「地元の人たちへの悪影響はインバウンドが原因で起きているとしたら、その分お金もらっていいんじゃないか」と言い、『日本人と外国人観光客の料金を区別する法』を提案した。

長嶋の案を聞くと、スタジオは3対3で、賛成派と反対派で真っ二つに割れた。賛成意見としてオカリナ(おかずクラブ)は「お金を少しでも多く払ってくれてると思うと、ちょっとだけ気分が落ち着く」と言い、SHELLYは「(現在)通貨が弱い日本と、海外から旅行で来ている人たちと同じ金額というのは、スタートラインがフェアじゃない」などの声があがった。一方、反対意見としてカズレーザーは、「外国人だからとかで上げるんじゃなくて、そもそもの単価を全部上げた方がシンプル」とし、許豊凡(シュウ・フェンファン/INI)は「日本人と外国人という区別は少し乱暴というか、合理性を感じない」などの意見が出る。

長嶋一茂の写真

他出演者たちの意見を聞いた長嶋は、世界遺産をはじめ、海外の観光客は日本の美しい環境等を目当てに来ているとし、「世界遺産としての保全、お金は誰が払っているんですか。国民の税金で保持されている」と、税金を払っている日本国民よりも外国人の観光費用が高くなることは当然と主張。また、ローカルプライスの導入で地元の人たちが恩恵を受けられるようにすることも重要であると、法案の効果を強調した。

1 2

クオカードプレゼントキャンペーン2024

関連記事

おすすめ記事

ジャンル