堀ちえみ「ネットで励まされて」「ネットの言葉で傷ついて」　がんとの闘病中、誹謗中傷とも闘わざるを得なかった経験を告白

歌手でタレントの堀ちえみが、5月13日放送の『ザ！世界仰天ニュース』に出演。商売道具ともいえる舌にがんがみつかり、闘病と同時にネット上の誹謗（ひぼう）中傷にも対応した経験を語った。

この日の放送内容は「堀ちえみ　がん発見が遅れた衝撃の理由」。口内炎だと思っていたできものが実はがんで、11時間以上の大手術となったエピソードが紹介された。

スタジオには、堀の同期にあたるタレント・松本伊代も登場した。MCの笑福亭鶴瓶が「（舌の大半を）切除するって」「考えられないでしょ」と話を振ると、松本は「（当時堀からの）電話でお話したときもやっぱりその話をしてて」「電話でしゃべれるのも（最後かも）」というやりとりがあったことを明かした。

また、出演者たちは、10代のころから歌い手であった堀が、よりによって舌がんにかかってしまった気持ちにも思いをはせた。鶴瓶が「もうちょっと早くがんやとわかっていたら、もうちょっと違う処理の仕方もあったんやろねえ」と言うと、堀は「早期発見をできるかどうかで、その後の生活の質にやっぱりどれだけ影響が残ってしまうかっていう（のが変わる）」と実感を込めて答えた。

なお、番組内では、口内炎だと思っても2週間以上治らなければ病院へ行くなど、実践的な対策への言及もあった。