棚取りの瞬間を目視するも、万引きした商品は見つからず…万引きGメン・吉住を欺いた犯人の姑息なトリックとは

お笑い芸人の吉住、お笑いコンビ・かが屋の加賀翔が5月15日放送の『THE突破ファイル』の再現VTRに出演。万引きGメンとして、盗んだ商品の行方をくらませる万引き犯の手口を暴いた。

イヤホン、モバイルバッテリーなど、小型かつ高額な商品の万引きが相次ぐスーパーで、監視の目を光らせる、万引きGメンの吉住と加賀。するとある日、家電フロアで帽子を目深（まぶか）に被った女性の姿を目撃する。

大きめのバッグをファスナーを開けた状態で持ち歩き、商品ではなく周囲の様子を伺う振る舞いに、万引き犯の兆候を見た2人は、すぐにその女性の後を追うことに。すると、その女性は、Gメンが見ているその前でSDカードを手に取ると、サッとズボンの右ポケットに押し込んだ。

棚取りの瞬間を目撃したため、あとは店を出た後で声をかけるのみとなったGメンの2人は、引き続き女性の行動を観察。売り場の店員と談笑を始めた姿に、加賀は「随分、余裕ですね」とつぶやいたが、吉住は「あえて店員と話すことで、自分が怪しまれていないか空気を感じ取っている」と警戒行動の1つであると分析した。

その後、女性がトイレに立ち寄ったため、吉住は盗んだ商品を隠していないか確認することに。しかし吉住の確認が終わらない間に、女性はついに店外へ。ここで意を決した加賀が女性に声をかけたが、盗んだはずのSDカードは見つからず、店内にもSDカードは隠されていなかった。

確実にポケットに入れた瞬間を目撃するも、盗んだものが見つからないという今回の手口。後日、いまだ手がかりを掴（つか）めない吉住が困惑していると、売り場に再び例の女性が姿をあらわす。

程なくして、イヤホンをポケットに隠し込む光景を目撃した吉住と加賀。そして店内を物色する女性の様子を観察し続けた結果、吉住は「もしかして、そういうことか！」とその手口を暴くのだった。