「世界でもうちだけだと思います」新潟県長岡市にある屋根がテントでできた家!夜になると起きる驚きの変化とは

続いて、2人は2階を調査。階段を上がると、いよいよテントでできた屋根がお出迎え。角度のついた屋根になっているものの、1番高い部分は5mもの高さがあるため広く感じる。またテントは軽量なため、梁(はり)や柱を設ける必要がなく、開放的な空間を実現。子どもたちがバドミントンをして遊んだりできる利点があるほか、スクリーンとして利用することもあるという。
2人は屋根に触れると、「テントや!もっと硬いのかと思った」と改めて驚いた。このテントは二重膜になっており、硬い外膜と柔らかい内膜の間には断熱材としてガラスの綿が入っている。強度は、運動会などで使用される一般的なテントの約5倍あり、激しい雨や風にも耐えられるという。とはいえ、定期的なメンテナンスと、15年に1回の張り替えが必要だ。
また、テント生地の天井には照明を取り付けられないため、床にLEDライトが設置されている。知久さんによると、これも夜に起こる変化と関係しているそうだ。

リビングの隣の約6帖の洋室は、知久さんの寝室になっている。中岡は「雨とかバババババってならないんですか?」と、テントに雨がぶつかる音で眠れないことを心配したが、知久さんは「パパパパパなんですよね、音が柔らかい」と、優しい雨音が聞こえると教えてくれた。
続いて、隣の子ども部屋に入ると、部屋の奥にはさらに扉が。扉を開けた先はウォークインクローゼットで、その先に若さんの部屋がある。コカドは「子ども部屋通らないとここ来られないですよね」と驚いた。中岡が、颯亮くんと朝陽くんに「不満はないの?」と尋ねると2人は「ないない」「特には(ない)」との答え。一方、若さんは「上の子が中学校に入るから、どうしようか悩んでいます」と子どもの思春期に対する悩みを明かした。
午後6時になり、いよいよ2人は家の外で“ある変化”を見ることに。知久さんの合図で同時に振り返ると、2人は「うぉー!」と声を上げた。そう、屋内の光が透けてテントの屋根には美しい市松模様が浮かび上がっていたのだ。「中から見てもああいう模様はなかった」と首をかしげるコカドに、知久さんは「テントを支えている中の合板が市松模様で入っているんですよ。ああいう模様が結果的に出てきた」と教えてくれた。合板のない部分にだけ屋内の光が浮かび上がる、思いがけず生まれた光景だ。
最後に知久さんは「テントの可能性を広げられたのかなと」と話し、満足している様子だった。

スタジオの筧美和子は「日本にこんなおしゃれな家あるんだっていう。現実離れした家でしたね」と、アイデアの斬新さと家の美しさを称賛。平成ノブシコブシの吉村崇は「長岡(市)って世界でもタフな環境。雪の量と(夏の)暑さも。それで耐えているってことは、世界にも通ずる」と、知久さんのテントの可能性に期待を込めた。











