金箔の都・金沢でヒロミと欧勝海関が金箔移しを体験 期待の力士が金星をつかむために長年持っていたあるものに、職人さん涙…
ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が2月7日に放送。ヒロミと力士・欧勝海関が石川県の金箔(きんぱく)専門店を訪れた。
道行く人に“その人にとっての神様のような存在”を聞き、実際に会いに行くこの番組。今回は『金沢SP』。金沢で声をかけた女性の“神”は、金箔の街に数多く並ぶ金箔店の1つ『金箔屋さくだ』で薄い金箔を紙に移す作業を担う、金箔移し職人・山岸外志枝さんだという。そこでヒロミが、石川県出身の力士・欧勝海関とともに山岸さんのもとを訪問することに。
欧勝海関といえば、今年1月の大相撲初場所で入幕してわずか2場所目ながら優勝争いに加わり、堂々の10勝5敗と大活躍を見せた力士だ。

1919年創業の老舗金箔専門店『金箔屋さくだ』は、金箔を使った工芸品から食用金、さらには化粧品と幅広く扱う名店。ヒロミと欧勝海関が訪れると、まずは金箔貼り職人の寺本健一さんが出迎えてくれた。「金箔移しの神様がいらっしゃると聞いて…」とヒロミが切り出すと、寺本さんは「おいでますよ」と即答し、すぐに山岸さんのいる部屋へ案内。そのスピード感に、ヒロミは「話が早くてよかった」と思わず笑顔をこぼし、移動した先に“金箔移しの神”山岸外志枝さんの姿があった。

早速、山岸さんの神技を見せてもらうことに。金箔移しとは、薄く延ばした金を規格サイズに裁断する作業のこと。竹製の押し枠を使って裁断していくが、その金箔の薄さはなんと1万分の1ミリ。重さにするとわずか0.02gという極限の軽さだ。和紙の上に竹の箸のような道具で金箔をそっと移し、息を吹きかけて平らに整える。続いて竹の枠を押しつけることで裁断し、余分な部分を軽く吹き飛ばす。仕上がった金箔は、さらに別の和紙へ移し替え、和紙と金箔を交互に重ねながら100枚分を丁寧に挟んでいく。スピーディーでありながら一切の無駄がない作業に、ヒロミは「なんか簡単そうにやってるけど超難しいと思う」と感嘆。欧勝海関も「無理です!こんなの」と驚きを隠せない様子だった。

この道40年以上という山岸さん。そんな神が作る金箔は、栃木県・日光東照宮の国宝『陽明門』をはじめ、数々の修復に使われているという。そもそも金箔は、地金を 1 万分の1ミリ の薄さまで伸ばしたもの。金沢で金箔が初めて作られたのは、文禄2 年(1593 年)、加賀藩主・前田利家が、金箔の製造を命じたことが始まりといわれている。その技が脈々と受け継がれ、今では国内生産シェア100 %、日本の金箔文化を支え続けている。

では、この極限の薄さはどのように作られているのか。方法は、ただひたすら“叩(たた)く”のみ。地金からスタートし、何度も薄く延ばしては叩く工程を繰り返し、最終段階では厚さ1万分の1〜2ミリの金箔を1800枚重ね合わせ、均等に叩き続けていく。こうして、最終的に厚さ1万分の1ミリという極薄の金箔が完成する。この最終工程だけでも3日かかるという。光にかざすと透けるほどの薄さになった金箔は、先ほど山岸さんが披露した“移し”の技によって規格サイズに裁断される。そして仕上げられた金箔を、金箔貼り歴35年の寺本さんが、さまざまな商品へと丁寧に貼り込んでいく。












