【衝撃の最終回】莉沙（井桁弘恵）の不倫相手・涼（豊田裕大）が隠蔽していたDV妻・凪子の遺言書に書かれていた内容にSNS騒然

遺言書の内容から、日常的に凪子が飲むべき向精神薬と、涼が服用していたアレルギー薬のすり替えが涼によって行われていたことが判明。莉沙と凪子の幻影に問い詰められた涼は、凪子が命を絶つ直前、発作に苦しむ凪子に「いなくなって」と悪魔の囁（ささや）きをしていたことを思い返す。

涼は、凪子が死んだのは莉沙に原因があると語気を荒らげると、その場を後にした。窓辺に1枚残されていた凪子の遺言書には、涼が改心すれば相続の権利が再び発生するという凪子の意志、そしてうまく愛することができなかったと涼へのお詫（わ）びの言葉が記されていた。SNS上では、涼に対しての「他責の天才じゃん、涼クズすぎて泣いちゃう」「涼は終始美しい魔性の男でした」という声も見られた。

共に離婚することを選んだ莉沙と高久であったが、高久は離婚届に捺印（なついん）する直前、最初に不貞に手を染めたことなどを莉沙に詫びると、再び夫婦としてやり直すことを提案。復縁に乗り気ではない莉沙に対し、不倫をしないことを誓い、再びやり直すようお願いする高久。よりを戻す気のない莉沙に、高久はじゃんけんでの勝負を持ちかける。高久が勝てば復縁、莉沙が勝てば離婚というルールでしぶしぶ莉沙も手を差し出す。2人のじゃんけんはあいこを繰り返し…

ここで場面は1年後へ―

莉沙と奏子が話している所に現れた将也は、奏子と仲睦まじい会話を交わす。そして、莉沙は高久とは別れ、SNSでつながっているだけの状態であると奏子に語った。話の流れで、奏子はあるニュースを伝えるためスマホ画面を莉沙に見せる。その内容は、詐欺容疑で指名手配中の涼が遺体で発見されたというもの。表情を変えることはなかった莉沙であったが、夢に現れるくらい涼のことは忘れることはできない存在となっていた。

最後は、アレルギーで口にしてはいけないマスカットを口に運ぶ涼の姿、そして、禁断の関係、背中を踏みつけた時の背徳感をどこか欲している莉沙の心の声で幕を閉じた。ネット上では、「今まで優等生だった莉沙は自分の中に巣くう本性を知ってしまった」「味わってしまった“刺激”をもう一度…なるほどね」と莉沙への投稿が目立った。