Mrs. GREEN APPLE 「友達に戻れる日」クリスマスに語るメンバーそれぞれの思い
Mrs. GREEN APPLEが12月20日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演し、3人がドイツを訪問。バンドやメンバーへの思いを明かした。
「こんなに外に出てゆっくり同じ場所にいるって日本じゃもうないですからね。この時間が尊いですね」と、ミセスのボーカルで作詞・作曲を手掛ける大森元貴が口を開いた。メンバー3人でゆっくりと食事をとることすら久しぶりのようで、ギターの若井滉斗も「(以前は)ごはん食べながら色々話したりする機会が多かったから、特別感がある」と昔を懐かしむ。
結成から12年、今年でデビュー10周年を迎え、分刻みのスケジュールをこなす3人。ただ、忙しい中でも必ず全員で祝う日があるといい、それが各自の誕生日とクリスマス。キーボードの藤澤涼架は、「毎年欠かさずやってるその時間が、年々めっちゃ大事になってきてるよね」といい、多忙であるからこそ、大事なイベントであるという。今回の旅先にドイツを選んだのも、本場のクリスマスマーケットを巡り、いつもとは違った特別なクリスマスパーティーを開催するためだった。
オモチャや飾りなど、色々なものが並ぶクリスマスマーケットに3人は大興奮。ツリーに飾るためのオーナメントや、交換用のプレゼントを探し、大切な仲間と特別な日を祝うため、パーティに必要なものをそろえていく。3人それぞれに、メンバーやバンドに対する、暖かな思いがあった。
大森は、自分についてきてくれた2人へ、「どうしても作詞と作曲が僕なので、世間としても、ボーカリストでもあるしフロントマンとして僕が先行することって沢山あると思う」「なかなか彼ら(藤澤、若井)の言葉って楽曲面で届きにくいので、なんかこういう旅でね、彼らの言葉がちゃんと世間に届くっていうのは、僕としてもすごくうれしいなって思う」「やっぱりMrs. GREEN APPLEっていのは、彼ら(藤澤、若井)のことをいうと思ってる」と話した。
藤澤もメンバーやバンドとともに歩んできた日々を振り返り、「元貴の歌詞は、人間として自分と向き合うことをすごく大切にしてるなと思っていて。だから僕自身も、自分自身とすごく向き合ってきた12年だったんですよ。でも自分と向き合えば向き合うほど、ダメなところがいっぱいあるなって、自分で自分に思うんです。でもそんな中で、元貴と若井が、甘やかすことなく、一緒に向き合ってくれて、こうして一緒に活動している。自分と向き合う環境だったり姿勢を作れているのは、あの2人のおかげだなって思います」と感謝を述べた。
若井にとってもまた、2人はかけがえのない存在であるという。「僕一番端にいるんですけど、パッと横を見たときに2人がいて、目が合って“楽しいね”ってアイコンタクトをしたりとか、そういう瞬間がやっぱり、“よかったな”って思います」「昨年から個人の仕事も増えてきたんですけど、“2人にどれだけ助けられてきたんだろう”みたいなのをすごい感じた」と語った。
互いに助け合い、ともに成長してきた3人。大森いわく、クリスマスという日は、3人がプロとしての厳しさなども忘れ、大切な友人であることを再認識させてくれる日であるという。「友達に戻る瞬間というか。ずっと友達なんですけど」「バンドの組み立ての時って、プロの集団になるってことを目標に掲げて、俺ら友達じゃないよって始まってるんですよ」「それが10年経って、友達であるっていうことを大切にするイベントがちゃんと毎年ある。僕らにとってはすごく大切な行事」と話してくれた。
3人がそれぞれプレゼントを持ち寄り、クリスマスツリーの飾りつけもばっちり。テーブルの上には豪華な食事が並ぶ。全員がグラスを掲げ、3人にとって大切な日を祝う準備は整った。「Prost(乾杯)!」と、パーティーが始まった。
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