バッテリィズ 「ボケとツッコミ代えよう」と決断!唯一無二の漫才を生み出したスタイルを想起
2025.12.15 07:00
昨年の『M-1グランプリ』で準優勝した、お笑いコンビ・バッテリィズが12月13日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演し、コンビ結成の地でホームグラウンドでもある大阪に訪問し、結成からの長い下積み時代を振り返った。
長らく日の目を見なかったバッテリィズ。寺家(じけ)は、行きつけの喫茶店で苦難の日々を語った。「ここで夜中、朝日出るときまで、何も思いつかんときとか、嫌な思い出でしかない」と、新たなネタを生み出すため、試行錯誤を繰り返したという。「“これ誰かやってたな”が一番怖い」といい、アイデアを思いついては捨てる毎日を送っていた。
一方で相方のエースは、「あんま何も思ってなかったっす。ほんま根拠のない自信ですけど、いつか売れるからなって、ずっと楽しんでやれてた」と明るく語った。寺家が苦悩していたと話す時期も、「僕はずっと、ただただ投げたい球投げるだけ、全力で。(寺家は)僕が絶対にやらへんような、ネタのこといろいろ調べてくれたりとかやってくれてるのはありがたいですよね」と、あっけらかんとした様子で話す。

性格や考え方も違う。そんな2人を結び付けたのが、野球だった。同じ草野球チームでプレーし、コンビ名通りバッテリーとしてプレーしていた。エースがピッチャーで、寺家がキャッチャー。いつも通り試合中にブルペンで用意をしている際中、エースから寺家を誘ったという。
寺家はエースについて聞かれると野球にたとえ、「ピッチャーがいないとサインも出せないですし、(エースは)野球でもお笑いでもすごい球種も多いし、魅力がちゃんとある」と話す。「エースという人間の魅力を100%で残しながら、どう新しく見せるか」と、考え続けたという。
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