バッテリィズ　「ボケとツッコミ代えよう」と決断！唯一無二の漫才を生み出したスタイルを想起

寺家が苦悩のなかでたどり着いたのが、ツッコミをエースが、ボケを寺家が担当する今のスタイル。寺家は「2021年のM-1の3回戦で負けた次の次の日ですかね。3回戦でなんの手応えもなく落ちて、何か変えるしかないというのは僕も思ったけど、エースがボケで僕がツッコミだったんですけど、ボケとツッコミ代えようかといった」と、ターニングポイントを想起した。

この決断は大きな当たりとなり、これまでくすぶっていたのがウソのようにウケるようになった。寺家は「（エースは）アホやし知識も全然ないけど、割と技術はあるんですよ。アホの人がツッコミって、このピースがはまらんというか、他と比べられへん唯一無二を作れるかもという、そのワクワクはありました」といい、エースを生かす方法を考え続けたからこそ、たどり着けたスタイルであったという。

目標であったM-1でも結果を残した今、2人はどこを見据えるのか。エースは現状を野球にたとえ「1-0で勝ってる3回。まだ6回ある。この6回で全然まだ逆転される可能性もあるから、どんどん点取らなあかん。M-1を残りどうするかっすね」といい、寺家も「もう一回挑みたいというのはある。やっぱ優勝を目指してみたいな」と続けた。快進撃を続けるバッテリィズ。9回裏まで全力でプレーし続ける意気込みを語った。

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写真提供：（C）日テレ