「生きがいというか、なくてはならない存在です」ある分野で活躍する家主こだわりの密室空間とは

2025.10.31 13:00
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乙葉と、ますだおかだ岡田圭右の写真

ますだおかだの岡田圭右と、乙葉が10月30日放送の『見取り図の間取り図ミステリー』に出演。ある分野で活躍しているという家主のこだわりが詰まった家を訪れた。

2人が訪れたのは、滋賀県大津市の琵琶湖の近くにある一軒家。この家は真ん中があいているドーナツ型をしており、壁には大小様々な穴があいている。1LDK65平米のこの家のミステリーは、約6帖(じょう)の密室の離れがあることだ。

この家の家主の丸山邦明さんと、姪で建築家の池田貴子さんが2人を出迎えた。この家は池田さんが独立して初めて設計したものだそうで、池田さんは「叔父のリクエストがすごいユニークで苦労したんですけど、結構面白い家になったと思います」と家の特殊さを強調した。

2人が家のアプローチを進むと、開放感のある中庭が現れた。岡田は「めちゃめちゃおしゃれ!何これ」と大興奮。中庭の周りをガラス張りの部屋が囲む作りになっており、人の目を気にしないで中庭を使えるようになっている。

また、この家は道路よりも高い場所に建っており、中庭から外を通る人や車が見えないように工夫がされている。岡田が「中庭(の作り)は密室に関係あるんですか?」と尋ねると、丸山さんは「少なからず、けっこう」と答えたため岡田に「どっちやねん!」とツッコまれた。

サンダルに履き替えて屋内に入ると、中は木の温かみのあるおしゃれな空間が広がっていた。LDKは9帖のリビング、7帖のダイニング、キッチンがぐるりと連なっている。丸山さんは「天井の形も平らでなくて、いいなって」とお気に入りのポイントを説明した。

ここで、岡田は床が滑りにくい素材でできていることを発見。池田さんによると、この床は3種類の土を混ぜた“たたき”という、土間に用いられる素材でできており、汚れが目立ちにくい、柔らかい、滑りにくいといったメリットがあるのだとか。これも、密室に関係あるという。また、一人暮らしにしては大きすぎるソファーも、ヒントの1つだ。

乙葉は、リビングの隅に設けられた書斎スペースに勲章のようなものがかけられていることに気がついた。そこには“JKC”と書かれており、丸山さんは「日本で大きな大会で、過去にちょっといい成績を残した」とそれを手に入れた経緯を説明した。また、これは密室と深い関係があるものなのだという。

続いて、2人は約7帖のキッチンへ。窓から琵琶湖が見える気持ちの良い空間で、キッチンは全てステンレス製のプロ仕様だ。「こんなキッチンだったら私ずっとお料理しちゃうかも」と乙葉。料理の他にも、レコードや絵画収集など、とにかく多趣味だという丸山さん。池田さんは「密室空間は叔父の生きがいです」と明かした。

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