都内・118平米2LDK高級マンションに住むハイソな夫婦が、1000万円以上かけて造ったこだわりの趣味空間とは
11月27日放送の『見取り図の間取り図ミステリー』では都内の高級マンションに住む夫婦が1000万円以上かけて造った趣味空間を横澤夏子が調査した。
今回、横澤とOWVの中川勝就が調査するのは、都内の高級マンション。約118平米、2LDKのこの家の間取り図は一見普通に見えるが、6帖のスペースに1000万円以上かけて造った夫婦の趣味空間があるという。そこにはよく見ると水色の線で仕切られていたり、謎の二重丸が描かれていたりとミステリー要素満載だ。

2人がマンションの一室を訪れると、家主で機械設計会社を経営している森實敏彦さんと妻の有紀子さんが出迎えてくれた。玄関に入ると、まず高級感のある石畳の廊下が広がっている。敏彦さんは「全部壁に見えるんですけど、ちょっと秘密が」と廊下の壁についてほのめかした。中川が壁をよく見ると、取っ手や鍵が付いていることを発見。ひとつひとつ開けてみると、中はトイレやクローゼットなど、様々な用途で使われていた。
廊下を通ると、2人はまず約36帖のLDKへ。モデルルームのような広々とした空間に、横澤は思わず歓声を上げる。横澤が「ご夫婦の趣味部屋というものは、どなたがデザインされたんですか?」と尋ねると、有紀子さんは「私が好みを伝えまして、それを形にしていただいた」と、趣味部屋には有紀子さんの好みが反映されていることを明かした。
また、横澤はダイニングテーブルに謎の穴を発見。横澤は「最新の暖炉?」と首を捻ったが、これは表千家茶道の師範である有紀子さんが、いつでも抹茶がたてられるように作られえた茶釜専用の炉なのだ。「趣味の部屋はお茶に関連していますか?」と尋ねる横澤に、有紀子さんは「会話を楽しめるようになっていて、それが茶道に通じる」とヒントをくれた。
さらに手掛かりを得るため、敏彦さんに趣味を好きになったきっかけを聞くと、「ある漫画を読んだことがきっかけで趣味を始めたんですよね」とのこと。中川が「もしかして語り合うっていうのは拳とかじゃないですよね?」と言うと、2人は大笑いだった。
続いては、無駄を省いたスタイリッシュなデザインのキッチンへ。手洗い用洗剤と食器用洗剤は埋め込まれており、無くなったら上から補充する仕組みになっている。また、シンクの後ろの扉の中には、食器や茶器がずらり。横澤が「この大皿、いつ使うんですか?」と尋ねると、有紀子さんは「あの部屋のために皆さんが集まってきて、その後にここで食事をするんですね。その時に」と、趣味空間を楽しんだ後はダイニングで食事をしていることを教えてくれた。
その他にも、キッチンには食洗機やオーブンレンジなどの憧れの設備が備え付けられている。そして、一見壁のように見えるところを開くと、大容量の冷蔵庫と冷凍庫が現れた。横澤は「めっちゃいいな!!」と大興奮で、スタジオのゲストたちも「これ便利!」「これすごい!」と声を上げる。
続いて、横澤はすりガラスで囲まれた空間について尋ねた。有紀子さんが「見やすくしていいですか」として空間の照明を点けると、そこには7.5帖の寝室が現れた。電気を点けなければ中が見えない仕組みになっており、敏彦さんは「ガラスの方が開放感があって。僕たちの“あの部屋”もガラス張りになってます」とこだわりのポイントを説明。つまり、間取り図上で趣味空間を区切っている水色の線はガラスだったのだ。










