藤本敏史「生活しにくくないですか?」 家の中に大量の“幅が異なる”階段がある理由とは?鎌倉市にあるアイデアハウスのミステリー
10月23日放送の『見取り図の間取り図ミステリー』にFUJIWARAの藤本敏史とゆうちゃみが出演。階段だらけの不思議な家を訪れて、その目的を調査した。
2人が訪れたのは、神奈川県鎌倉市にあるとあるお宅。山之内淡(たん)さんと妻の瑠里さんが出迎えてくれた。3LDK、約95平米のこの家のミステリーは、家の中に大量の“幅が異なる”階段があるという点だ。
まず約20帖(じょう)のLDKに入ると、2人はそのスタイリッシュなデザインに「おしゃれ!」「美術館みたい」と驚いた。そして、藤本はLDKの中に低めの段差があることを発見。藤本が「生活しにくくないですか?」と言うと、山之内さんは「段差があることで別の空間に感じる。広く見えたりとか居心地が変わったりとか」と話し、家の中に全部で23段分の高さの違う床があることを明かした。階段が「この家に欠かせない」と語る山之内さんは建築家をしており、この家も自分で設計したという。
続いて、2人はキッチンを調査。シンクの周辺を調査していると、ゆうちゃみは洗剤が置かれていないことに気がついた。そう、この家は洗剤をキッチン台の下に埋め込んで、ソープディスペンサーを設置することでシンク周りの生活感を無くしているのだ。また、山之内さんは「段差の理由と、洗剤置かないっていうところが、同じ理由になってます」と言うと、藤本は「まったく分からへんわ」と首をひねった。
その後、2人が2階に続く階段をのぼっていると、ゆうちゃみは重要なヒントを発見。階段の行き止まりに作られた窓を指さして「ここに窓つける理由、関係あります?」と尋ねると、山之内さんは「意味ありますし、ソファみたいにこう、座って本読んだりもできます」と階段を使った楽しみ方も教えてくれた。
「ご主人が、奥様のことすごく愛していて。奥様をこう上から見たり下から見たり、横から見たりするために」と冗談を言いながら予想する藤本だったが、意外にも山之内さん夫妻は「すごく近いです」と言って2人を驚かせた。また、階段の奥行きが約90cm、高さが低めの18cmで作られていることも大きなヒントなのだそう。
ようやく2人は23段目の部屋へ。夫婦の寝室である4.5帖の部屋でも、テレビが壁に埋め込まれていたり、エアコンが隠されていたりと生活感を無くす工夫がされていた。











