お店に何気なく飾られている絵画を勝手に鑑定？「出張のやつじゃん！」その結果にスタジオ驚がく

『LA PALETTE』に入店すると、鮮やかな色彩で描く花の絵が高い評価を受ける世界的画家、ベルナール・カトラン（1919～2004年）のものだという作品が飾られていた。ただの絵ではなく、カトランが使用したパレットをそのまま額に収めた珍しい作品。「本人希望価格の発表お願いします、ジャカジャン」とみやぞんが言うと、オーナーが予想した金額は150万円。カトランがすでに亡くなっていることから、価値が高いと予想したという。

「オープンザお値段！」というみやぞんの掛け声で発表された評価額は、なんと150万円。100万円を超える絵画をついに発見し、かつ本人希望価格とのピタリ一致に、スタジオは大盛り上がりとなった。街を歩き回っていたみやぞんも、満足げな表情を浮かべ、ロケ終了かと思われたが、「もっと上目指していきましょうよ」と口にしたのは番組スタッフ。「もっと上っていうか、十分上すぎちゃって驚いてるぐらいで…」というみやぞんを説得し、スタッフが掲げた金額は300万円。その後みやぞんは、地獄を見ることとなる…。

100万円を超える絵ですら難航したのに、300万円を超える絵などそうそう見つかるはずがない。都内を駆けずり回り30店舗を取材したが、全く見つからない。スタッフらもインターネットを介し総当たりで探すが、全く見つからず、時間だけが過ぎていく。あきらめムードが漂いはじめた頃、鑑定士仲間に片っ端から電話してくれていた猪羽さんが有力情報をゲット。鑑定士仲間の近所に、高そうな絵を飾っている店があるという。