お店に何気なく飾られている絵画を勝手に鑑定?「出張のやつじゃん!」その結果にスタジオ驚がく

お笑い芸人のみやぞんが10月14日に放送された『X秒後の新世界』に出演。お店に何げなく飾られていた絵画の値段に、驚がくする一幕があった。
日常の中に潜む見逃しがちな謎や不思議な現象を新しい視点で解明・検証し、X秒後に視聴者を新世界へと誘う新感覚バラエティー番組。『X秒後の新正解』というコーナーでは、言われてみれば確かに気になる、さまざまな問いの答えを出す。今回は『お店に飾られている絵画、(鑑定額)100万円を超えるものはある?』と題し、調査を実施した。
おしゃれなレストランやカフェには、絵が飾られていることが多い。そのなかに100万円を超える高額絵画はあるのか、『勝手に鑑定団』とどこか聞き覚えのあるタイトルで、調査が開始された。今回調査を担当したのは、芸人のみやぞん。「僕、正直言うと美術(5段階の成績)5なんですよ」と自負するみやぞんに同行し、作品の鑑定をしてくれたのは、この道30年、本郷美術骨董館・副代表の猪羽恵一さん。ふたりはまず、セレブが集う街、東京・麻布十番に向かった。
調査を開始してすぐ、みやぞんは絵の飾られているお店を発見。創業40年をむかえるというセレブ御用達のセレクトショップ『M.ROMAN』に入店した。飾られていたのはバスタブに座る裸の女性が描かれた版画。作者は創成期のDiorの広告デザインを担当したイタリアの画家、ルネ・グリュオ(1909~2004年)だといい、バブル時に購入したとのこと。オーナーの本人希望価格が“30万円”と、手書きで書かれたボードが出てくると、スタジオの霜降り明星・せいやから「出張のやつじゃん」と、某番組のパロディーだとツッコミが入る。
みやぞんが「オープンザお値段!」と言って発表された評価額は7万円。鑑定人の猪羽さんいわく、同じ絵が300部存在しているため、この値段になってしまったという。落胆した様子のオーナーにあいさつを済ませお店をあとにしたが、みやぞんは「勝手に行って、勝手に値段つけて、勝手に落ち込ませて帰るって、これ大丈夫かな」と不安そうな表情を見せる。
その後も作曲家・金子詔一さんが創設したお店をはじめ、高そうな絵を飾った店を次々とで訪問していくが、結果はかんばしくない。10万円を超える絵すら珍しく、苦戦を強いられた。そんななかで見つけたのはフレンチレストラン『LA PALETTE(ラ・パレット)』。店内に飾られていた一風変わった絵がみやぞんの目にとまった。