村上佳菜子も思わず涙…娘の夢をかなえるために父が自室のスペースを削って作った謎空間の正体とは
2025.9.26 08:45
そしてついに、謎の空間の正体が明らかに。村上が謎の空間の扉を開けると、中から美しい音色が聞こえてきた。村上は演奏を終えた悠葵さんに拍手を送り、「そういうことかー!」と声を上げた。そう、謎の空間は悠葵さんがクラリネットを練習するための防音室だったのだ。
悠葵さんは現在、大学でクラリネットを専攻している。小学4年でクラリネットを始め、吹奏楽コンクール関西大会で金賞をとるなど努力を重ねてきた。そして、悠葵さんが中学3年の時に、24時間練習できる環境を作るために祥孝さんが自分の部屋を削って防音室を設置。約4帖の防音室はクラリネットの温度湿度管理も可能で、かかった金額は約250万円。
また、防音室はトランペットが趣味の祥孝さんや、吹奏楽部に所属する妹の彩瑛(さえ)さんも利用している。また、バランスボードは悠葵さんが自分の1番良い状態を確認するために使っているそうで、村上は「もうアスリートですね」と感心した。
悠葵さんは、多い時は1日12時間もの練習に励んだといい、高校2年の時にクラリネットソロ演奏で全国4位、そして、音楽教育の国内最高レベルといわれる東京藝術大学音楽学部クラリネット専攻に現役合格するなど、華々しい結果を残している。
そんな悠葵さんがサプライズで両親に手紙を用意。涙ぐみながらも、悠葵さんは「これまで私は2人から数えきれないほどの愛情を受けてここまで来ることができました。本当にありがとう。これからもよろしくお願いします」と夢を応援してくれたことへの感謝の思いを伝えると、村上もつられてもらい泣きした。
祥孝さんは「親がしてやれることって環境を作ることと、信じること。その2つかなと思ってて。そういうふうに思っててくれたのはうれしいですね」と笑顔を見せた。
写真提供:(C)ytv
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