鳴木と夜長の出会いも、実は全部仕組まれていた!?「すごっ!これも計算?」「鳴木さんってば、全部仕込みすぎてる!」『DOCTOR PRICE』第9話
夜長の母親は、当時極東大学病院でがん治療を受けており、その主治医が川辺だった。その後、愛咲療養病院に転院するはずだったが、受け入れを拒否され、在宅で看護することに。就職活動と在宅看護で疲れ切った夜長に、親身に寄り添ってくれたのが川辺だった。「命を守る。今の仕事が私の生きがいなの」と語った川辺の言葉が忘れられない夜長は、なんとか川辺の力になりたかったのだった。その後、独自で医療システムについて勉強する夜長。母親の状況は変わらなかったが、川辺が網野に掛け合って愛咲療養病院に入院することができたのだという。

しかし、夜長の母親が入院できたのは、鳴木の力だったことを川辺から聞かされる夜長。再び鳴木のもとを訪れた夜長は、鳴木からなぜ自分をDr.コネクションに採用したのかを聞き出す。当時、極東大学病院に小児科医として勤務していた鳴木は、すでにDr.コネクションを開業することを決めていた。そんな時、夜長が医療システムについて愛咲療養病院の事務へ詰め寄っているのを見て、知識と就労意欲を感じ、母親が入院できたら自分のところへ誘えると考えたのだという。愛咲療養病院のやり方の中に違法性を見つけ、川辺と共に網野に直接交渉を持ちかけ、夜長の母親を入院させたのだった。

鳴木が夜長に目を付けて動いたことに「すごっ!これも計算?」「鳴木さんってば全部仕込みすぎてる!」「結果、お母さんが入院できてよかったけどストーカーっぽい?」など、鳴木の計算高さに、視聴者からは驚きの声が上がっていた。
事実を知った夜長は、鳴木の「目の前の壁を突き破ればいい」という言葉を思い出し、石上と共に愛咲療養病院に潜入。するとそこで見たものは個室とは名ばかりの、パーテーションで区切られただけの相部屋だった。石上と夜長は、網野を同席の上、愛咲療養病院に面会を取りつける。そこでパーテーションの件の他に、介護職員を水増しした、介護保険料の水増し請求の証拠を突きつける。結果、愛咲療養病院の拡大は無くなり、病床数も削減しなくなったことで、川辺の母親は病院に残れることになる。

川辺の転職は無くなったが、愛咲療養病院に介護士を送り込むことで紹介料を手に入れる手柄をあげた夜長だったが、石上のメディエイト・マネジメントでは正式採用は見送りに。石上から「あいつを支えられるのなんて、君くらいのもんだろう」と鳴木のもとへ帰るように促される。

鳴木が自分のためにしてくれたことの全てを知った夜長は、「恩返ししないわけにはいかない」と、Dr.コネクションに戻るのだった。鳴木は次の作戦を夜長に語る。それはスティファー社の買収だった。天童も協力して大手投資ファンドを味方につけるが、それを見抜いた網野が、スティファー社の株の大量取得に動き始めていた。しかしその情報を網野に伝えたのは、元銀行員をしていた石上だった…。さらに労基でも、厚労省との特別チームを組んで、Dr.コネクションの不正追及が始まろうとしていた。

石上の不穏な動きによって潰されそうになる様子に、SNSでは「最終話直前に石上裏切りかぁ?」「夜長を返したくせに、結局叩(たた)き潰す気満々じゃないか!」「正義感強すぎるのも好感が持てない」など、石上の強すぎる正義感に批判が殺到していた。
9月14日の第10話では、父に全責任をなすりつけた3年前の医療過誤の黒幕・網野の不正を暴くため、“最後の戦い”を仕掛ける鳴木と夜長。網野と関係の深い、スティファー社の買収を計画する鳴木は、天童の協力で、投資ファンドの後ろ盾も得られ、買収は可能と思われた。ところが……石上からの情報により鳴木の動きを知った網野は、株の大量取得に動き出し、マネーゲームが開幕。さらに、元院長・天童の処遇を決める査問委員会の開催が決定し、その決定に依岡(北山宏光)は抗おうとするも……。
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