『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』ヒロイン・アリアーナ役の声優・瀬戸麻沙美のコメント解禁

2025.8.20 14:45
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8月8日(金)に公開され、現在大ヒット上映中の『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』。今作のヒロイン・アリアーナにスポットを当てた、脚本・うえのきみこ、そして声を担当した瀬戸麻沙美のコメントが公開された。

本作で描かれるアリアーナは、インドで開催されるエンタメフェスティバルをきっかけに一躍人気者となった女の子。いつも笑顔を絶やさず、まわりを明るく照らす存在として描かれる一方で、心の奥には誰にも言えない“迷い”や“葛藤”を抱えている。

自分らしくありたいと思いながらも、「いい子でいなければ」という無意識の期待に応え続ける日々。その苦しさと向き合っている彼女にとって、誰の目も気にせず、自由に生きるしんのすけたち、カスカベ防衛隊との出会いは、大きな転機となっていく。

脚本を手がけたうえのきみこは、アリアーナについて「“いい子“に見られることに疲れてしまっている。常にいい人を求められる生き方はつらいですよね。人間って羨んだり、僻んだり、意地悪な気持ちになることは誰でも少しはあると思うんですが、アリアーナは”いい子“ゆえに、そんな気持ちになっていいのかな?と悩んでしまう」と語る。

また、アリアーナを演じた瀬戸麻沙美は、劇中での印象的な一幕について、「ボーちゃんが“暴君”となってしまったとき、しんのすけたちは『こんなのボーちゃんじゃない』と言う。その言葉が、アリアーナにはとても大きく響いたと思う」と振り返る。

人は誰しも、自分らしくいることに迷い、時に人と比べ、そんな自分を否定したくなってしまう。だからこそ、瀬戸は「アリアーナの姿が、優しさゆえに悩んでしまう誰かの心を、少しでもほどいてくれる存在であれば」と語りかける。

アリアーナはただの“ヒロイン”ではなく、しんのすけたちとの交流を通して自分を見つめ直し、迷いながらも一歩ずつ前へ進もうとするその姿が、観る者の心にやさしく語りかけてくる。子どもたちにとっては自分の思いを言葉にする勇気を、大人にとってはかつて抱えていた“あの頃の気持ち”を、そっと思い出させてくれる存在となるはずだ。

『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』は大ヒット上映中。

©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2025

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