95%の夫婦が夫の姓を選択…30年以上議論されている“選択的夫婦別姓制度”を語る夜 IMALU「今は法律婚をしなくても良いのかな…」
2025.7.16 11:15そんなLiLiCo の名字は祖母が作ったそうで、海外では普通のことだという。そこで“選択的夫婦別姓制度”にも詳しい弁護士の三輪記子先生が、「1970年代以降に、諸外国でも夫婦別姓っていうのが根付いてきたので。今では日本だけが、夫婦同姓を強制している国になりましたね(※法務省によると)」と解説すると、LiLiCoは「日本が唯一(※法務省によると)っていうのは、結構ショックだったな。もうちょっといくつか、アジアの国とかがあるのかなと思いきや」と驚きの声を上げた。

そして上田が「犬山さんとかは結婚の時に、“名字どうする?”なんていうのは話題になりました?」と尋ねると、犬山紙子は「話し合いはしました。ただ、夫の名字が結構レア名字だったんで、私それが欲しくて、“好きピ”の名字を」と街の声に共感し、照れ笑い。
さらに、「選択的夫婦別姓だったら、“好きピ”の名字が欲しい人でも、別に選択的だから同姓にしたい気持ちは尊重されるし、別姓にしたい人は選択できるから」「選択的夫婦別姓でも私は全然それでよかったんじゃないかなっていうふうに思って」と考えを明かした犬山は、「夫の名字にスッてできたのは、多分ペンネームで仕事してたっていうのもあると思うんですよ。キャリアの断絶が生まれない。“犬山”のまま仕事がずっとできるからっていうのもあって、そのまま夫の名字にしたんですけど」と、夫の名字にすることに抵抗がなかった理由を振り返った。

続けてIMALUに対して、上田が「今は別に結婚っていう形をとっているわけではないんだっけ?」と尋ねると、IMALUは「今はパートナーはいるんですけど、結婚はしていない。事実婚に近いのかな。だから名字は違います」と切り出し、「私自身はそんなに、自分の名字にそこまでこだわりを持って守りたいわけではないので。“別に向こうの名字になってもいい”っていうスタンスではあるんですけど。何が面倒くさいといえば、(名義変更の)手続きが面倒くさそうだなっていうので」と法律婚における懸念点を口に。