「今年の吉沢亮は血を求め過ぎている」 映画『ババンババンバンバンパイア』の舞台挨拶で吉沢亮が映画公開後のエピソードを語る
2025.7.16 18:45
漫画家・奥嶋ひろまさによる大人気コミックの映画化『ババンババンバンバンパイア』の大ヒット御礼舞台挨拶が7月15日(火)に都内映画館で実施され、主演の吉沢亮、共演の板垣李光人、そして浜崎慎治監督が登壇した。
森蘭丸役を演じた吉沢、立野李仁役の板垣は、夏先取りの涼し気な浴衣姿で登壇。公開後の反響について吉沢は「今撮影中の現場で共演している方から、観ましたよとお話し頂いたりして、観てくださった方々が楽しい体験をしている感じが伝わって来て非常に嬉しく思っています」と手応えあり。板垣は「SNSもそうですし皆さんから色々なお声を頂いていて、沢山の方に届いている実感があって嬉しいです」と喜びながら「私事ですが昨日も実はイベントで浴衣を着ていまして、なかなか二日連続で浴衣を着る機会もなかったものですから…。日本の夏を感じています!『ババンババンバンバンパイア』でも夏を感じてくださいね」と会場を笑わせた。

一方、浜崎監督から「沢山の方から高評価を頂いており、一番多いのが(吉沢主演の)『国宝』との温度差で風邪を引くと…。もはや夏風邪です」との報告が上がると、吉沢は「それよく言われます。どちらも血を求めているねと。今年の吉沢亮は血を求め過ぎていると…」と自覚ありの様子。すると板垣は「その血を求める一人に僕がなっているわけですから、こんな光栄なことはありません!」と大喜びだった。

また吉沢は板垣の浴衣姿に触れて「すっばらしい!」と絶賛し「本編では彼だけ甚平でそれはそれで素晴らしいですが、今日の姿を見てください。帯に差し色の赤とか入っちゃって。オシャレでちょっと大人になった李光人君を楽しんでいただければ」と激推し。板垣も吉沢の艶やかな浴衣姿に「蘭丸としての浴衣の着こなしと今日の着こなし。違った趣があって非常にいいなと思っています」とお互い褒め合っていた。

自身の娘が本作を鑑賞したという浜崎監督。印象的な場面を尋ねると「李仁の元に駆け寄る蘭丸の走り方が良かった」と言われたという。浜崎監督は「本来台本にはなかったシーンだけれど、吉沢さんからの提案で生まれた場面。本編中に散々ネタを仕込んだのに、一番印象に残ったのがそこ!?と思ったけれど(笑)、確かにあの走り方は面白くて笑いに色気と品がある」と納得していた。板垣も「走っている様も面白いけれどちゃんと美しい。新しいジャンル」と吉沢のフォームの華麗さを絶賛した。また森蘭丸のとあるバトルシーンではリアルに空に稲光が走ったそうで、板垣は「天気までこの人は変えちゃうんだ。神か!?と思った」と吉沢の神通力に舌を巻いていた。
