カズレーザー 若い世代にも拡大中の“高血圧”…今がまさに旬の野菜に隠された、驚異の血圧改善効果とは
2025.7.16 09:30
高血圧症状の改善に効果が期待される食材、ナス。中村氏は今回、ナスに含まれ血圧改善効果の要であるコリンエステルが倍増する調理法についても解説した。
高血圧に悩むバービーとタイムマシーン3号・関のふたりを連れて街に出ると、まずコリンエステルの多いナスの選び方からレクチャー。できるだけ長いものを選ぶと良いといい、これはコリンエステルが野菜の成長を促す成分と考えられているため、開花してから収穫までの時間が長ければ長いほど、含有量が多くなる傾向があるからという。12〜15cm、ちょうど一般的なスマホと同じくらいの大きさがよいとした。またホルモン剤などを使って成長が促進されたものよりも、自然に時間をかけて大きくなったものの方が含有量が多い可能性があると話し、お尻の部分が尖がっているものではなく、きれいな丸みを帯びているものを選ぶことをすすめた。
キッチンに移り、いよいよ調理する際のポイントについて解説。まず、ナスは生の状態で切らないことを推奨し、これは生のまま切ると中からコリンエステルを分解する酵素が実から出てきてしまい、コリンエステルを分解してしまうからだという。チクチクとした頭の部分も生の状態で処理しない方が好ましいといい、まずはそのままラップに包んで、500wの電子レンジで1分加熱。その後に切り始めることがオススメとのこと。これは、コリンエステルが熱に強く、反対にコリンエステルを分解する酵素は熱に弱いためといい、また加熱することで細胞膜や細胞壁が破壊され、これらに包まれ消化されづらかったコリンエステルが出てくるため、効果が約2倍になる可能性があるという。
さらに中村氏は、コリンエステルを倍増させる調理法として、油で揚げることを勧めた。水分が飛んで、コリンエステルの濃度をさらに倍にできるとのこと。今回の番組ではシンプルに素揚げにしていただいた。
実食前、バービーと関の血圧は、バービーが最高164、最低115。関が最高151、最低108。高血圧の基準値は上が135、下が85とされており、ふたりともかなりの高血圧であることが分かる。食べることで効果が期待されるナスの量は一日に4分の1本、種類による違いを考慮して1日2本を食べれば完璧という中村氏の指示に従い実食した2人だが、その効果は果たして。