「胸アツ」「テンションあがった!!」まさかの人物のサプライズ登場にSNS大興奮 『ちはやふる-めぐり-』第1話
2025.7.12 17:00そんな中、かるた部は部員集めのために文化祭で競技かるたの実演会を開催。そこでめぐるは、『めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな』という紫式部の歌の解説に目をとめる。自分の名前と同じ“めぐる”が入ったその歌が気になるめぐる。それは友情の歌だということを奏に聞き、ますます引き込まれ…。
そんなめぐるが、文化祭の展示の準備が終わった後、疲労で倒れてしまう。保健室で先日の3年生の引退試合の夢を見ためぐるは、号泣する彼らの気持ちがわからないでいた。奏に「藍沢さんは、何をしたら、何をやり遂げたら、あんなふうに泣けると思いますか?」と聞かれ、自分が誰かの脇役だってことを再認識してしまうのだった。
文化祭当日、奏に退部届を提出するめぐる。 かるた部の部室では、3対3のかるた大会が行われようとしていた。その参加者に名乗りをあげたのは、他校の女子高生・月浦凪(原菜乃華)。その姿を見た途端、めぐるは血相を変え、逃げるように部室を飛び出してしまう。
凪はめぐるの小学校時代の同級生で、何でもできる『漫画の主人公みたいな子』だった。めぐるは、彼女を前にすると、自分が負け組であることを嫌でも思い知らされるのだという。追いかけて来た奏にそう告げためぐるは、そのまま帰ろうとする…。しかし奏から、“自分がかるたに打ち込んだ高校3年間のように、藍沢さんにもそんなものを見つけてほしい、それがきっと、未来のあなたを支える、かけがえのない宝物になる”と言われ、心が動く…。「先生、私、1つある。何をやり遂げたらってやつ」―。
