卒業まで残り1か月…LinQ髙木悠未「ちょっとだけ切なくて…」14年のアイドル活動で目指した“夢”、そして現メンバー全員への想いを語る【インタビュー】

2025.7.9 19:00

九州を代表するアイドルグループ『LinQ』の一期生・髙木悠未。2024年9月に卒業を発表し、8月9日に卒業ツアーの最終公演(@福岡)を控える中、14年間“LinQひとすじ”でグループを支え続けた髙木が1st写真集『タカラモノ』を発売。entaxでは卒業まで残り1か月となった髙木に独占インタビュー。写真集について「支えとなる元同期・マネージャー」とのエピソードを振り返る。さらに、7月5日開催のOGメンバー34人が大集合したZepp Fukuoka公演で感じた想いを告白。そして、ともに走り抜けた“令和LinQ”メンバー人一人へ、髙木からメッセージが。“背中で見せる先輩・髙木悠未”の“言葉”とは──

──写真集、おめでとうございます!メンバーの皆さんの反応はどうでしたか?
写真集を開けた瞬間、「ふぅ~!♡」って言ってました(笑)年齢がすごく年下の子が多いので、「悠未さんのこんなセクシーショットを…」みたいな(笑)

──髙木さんの“普段の姿”も感じられるような、“私服カット”もありますね
2カット私服を着ていて、一着目は写真集の1ページ目、柳川市「中山大藤」のカットです。私は、シンプルにワンピースが好きなので、奇麗目なワンピースを選びました。このワンピースを選んでよかったなって思うのは、ちょっと体のラインも出ながら、大人な女性を意識したワンピースだから。

写真集『タカラモノ』私服カット

私は普段、私服の時に振り幅が広い服装を着るのが好きなので、二着目は逆に、カラーがある水色の洋服と白のバケットハットをかぶって、ちょっと“大人カジュアル”みたいな。奇麗目とカジュアルの両面を見せられた私服になっていると思います!

写真集『タカラモノ』私服カット

──タイトル『タカラモノ』にちなんで、最近「宝物だな」と思ったことはありますか?
本当に「出逢い」が宝物でした。それはもう日々思っていることで伝えているので…ちょっと違うことで言うなら…(考えながら)「健康」って宝物やなと思います!(笑)健康でいられることって本当に幸せで。体調崩したりして気づくことが多いので、健康だけじゃないですけど、失って気づくじゃ遅いから。常に日々、「今自分の環境がどれだけ幸せか」っていうものを感じることの時間が宝物です!(笑)

──3日間の撮影は、元同期であり現マネージャーの杉本ゆささんとご一緒されてたんですね
ゆささんは、いつも“私の一番の理解者”としていてくれて。LinQのプレイヤーの時期も知っているし、今はサポートとして裏側のことも知っているし、あとは母親として、女性としてもいろんな経験をされているから、本当にいろんな面でサポートしていただきました。撮影期間がLinQ14周年の2人のデビュー日でもあったので、2人で振り返りながら…「いろんなことあったよね」「こうやって写真集出せるようになったね」とか。ホテルも一緒だったので、2人で「ああだよね、こうだよね」って、2人にしかわからない絆(きずな)の話をいっぱいしました!

──7月5日、LinQのOGメンバーも集結した“14年の歴史”が詰まったZepp Fukuoka公演…走り切りましたね!
もう“やり切った感!”がやばいので、(卒業まで)あと1か月、どういう風に過ごそうっていう感じがあるんですけど…(笑)私のこの14年って、いろんな思い出を切り取った所があって。一つは、私が大好きだった“大所帯のLinQ”というカラーが終わって。(現役メンバーの)“令和LinQ”で作ってきた、いいものもいっぱいあるので、未来に向かって走るメンバー“令和LinQ”に未来のバトンを渡せる存在にもなっていきたい。あと、残り1か月は本当にファンの方に「ありがとう」をお返しすることが、私の今の精一杯の時間の過ごし方だと思っています!

髙木悠未「感謝!」

──セットリストはすごく悩まれたと思います。一番印象的な一曲を選ぶとしたら?
(悩みながら)えっとねぇ……『虹』!この曲は、今、裏方でも表でも所属している事務所のメンバーと一緒に踊ったんですよね。『虹』も思い入れがあって、LinQのオーディションを募集する時のテーマソングになっていて、あの曲でいろんな方面からレインボーの個性のあるカラーが集まって、一つの虹(LinQ)になったみたいな意味合いもあるんです。私が歌わせてもらった“落ちソロ”の「あの日々は輝いて僕らは笑ってた」っていう歌詞の「日々」。辛いことも、頑張ろうって思うこともいっぱいあったんですけど、「その日々は輝いてたなぁ」「今笑えてるなぁ」って。そういう感情がぴったりな歌詞だったので…うるっときましたね。

──いよいよ、卒業まで残り1か月となりました。アイドル活動でやり遂げたい/やり残したことはありますか?
写真集を出せたことは、最後に一番したかったことなので、悔いはないです!ちょっと重めな回答だと…マリンメッセ福岡には立ちたかったですね。これはLinQ3周年の時からずっと、メンバーみんなと誓った目標ではあったんですけど…。立てなかったこの気持ちを、メンバーの最年少・織多莉鈴が(Zepp Fukuoka公演で)「絶対立ちます」って言ってたので、その想いを応援しています。

──織多さんがその言葉を言った時、髙木さんが“どちらにもとれるような表情”をされているなと感じまして…どのような想いでしたか?
ちょっとだけ切なくて…。あの言葉を聞いて、初めて自分の卒業を実感しました。「自分のグループ活動、目指してたものが一つ区切りがつくんだな」って思ったのと同時に、この目標はファンの方に誓った時間もすごくあったので「叶えられなかったなぁ」みたいな気持ちもありました。ちょっと切なかった…そんな感情でしたね。

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