山里亮太 苦手なトマトを食べたワケ…妻と娘のやりとりに「断れなかった」
2025.5.23 19:45
お笑い芸人の山里亮太が出演する新CMきのこの山50周年『どっち派は、変わる。』篇が5月20日(火)より全国で放映中。CMでは、自他ともに認める”たけのこ派”の山里が「きのこの山」を食べて”きのこ派”に転向するという衝撃の展開が描かれる。
1975年に誕生し、今年で発売50周年を迎える「きのこの山」。日本では2020年の「きのこの山・たけのこの里 国民大調査」で47都道府県中46都道府県が「たけのこの里」派と判明していたが、50周年を機に実施された海外調査では、20か国中14カ国で”きのこ派”が多数を占めるという驚きの結果が明らかになった。
名前に「山」と「里」の両方が入り、「きのこの山」(1975年発売)と「たけのこの里」(1979年発売)のちょうど中間(1977年)に生まれた山里亮太。新CMでは「たけのこの山里」として登場し、謎の研究員たちに「きのこの山」を食べさせられ、抵抗するも一口食べたとたん「おいちい♡」とかわいらしい声を上げ、”きのこ派”の「きのこの山里」へと変貌を遂げる。

■撮影メイキング
笑顔でスタッフ一同にあいさつしながら、スタジオ入りする山里。監督との打ち合わせでは、「CMで“きのこ派”にされた山里さんを“たけのこ派”が奪い返しに来るかもしれない」と撮影前にも関わらず、今後の展開を予想する話で盛り上がる様子も。撮影スタート時は、やや緊張した面持ちで椅子に座っていた山里。しかし、冒頭シーンの撮影後、スタッフから飛んだ気合の入った「いいねーっ!」の声に思わず笑みがこぼれ、「いいと言わざるを得ないよね(笑)」とうれしそうな表情をみせました。その後も次々とOKが重なり、撮影は順調に進行。ラストカットの撮影を終えたタイミングで、サプライズが…。4月14日に誕生日を迎えた山里に、スタッフからきのこの山、たけのこの里をふんだんに使い、世界観を表現した特製バースデーケーキが贈られた。思わず「すごいこれ!」と驚きの声をあげ、満面の笑みで「ありがとうございます!」と感謝の気持ちを伝えた。
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さらに、TVCMの公開を記念して、2025年5月20日から8月12日までの期間で「きのこの山ワイヤレスイヤホン」が当たるキャンペーンも実施される。
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■インタビュー
–––お名前に”山”と”里”の両方が入っており、「きのこの山」(1975年)と、「たけのこの里」(1979年)のちょうど中間(1977年)にお生まれになった山里さん。”どっち派”にもなりうるということで今回のCMに出演いただくことになりましたが、撮影の感想をお願いします。
この山里という名に生まれて「いつかこの日を!」って夢見てたんで、撮影の一分一秒が夢が叶い続けてるって感じでずっとワクワクしてました。「たけのこの里」と「きのこの山」ってずっと争い続けてたんで、この戦いを終わらせることができるのってやっぱ山里じゃないかなって勝手ながら使命を持ってて。ちょっとずつ発信とかもしてて、やっと届いたなって感じです。
–––「たけのこの里」がお気に入りだった理由は何ですか?また、今回、「きのこの山」を食べていかがでしたか?
やっぱり「たけのこの里」は、チョコを支えているクッキーパート、あのクッキーのとこの美味しさ、チョコとの相性最高なんですよね。2つのお菓子を食べているような贅沢感、クッキーとチョコ食べれてるみたいな。ちょっと得している感じが「たけのこの里」はあるんですよ。それで好きでしたね、ずっと。今まで「たけのこの里」を食べてきてたので、しばらく「きのこの山」に触れてなかったんですけど、実際「きのこの山」を食べてみると「え、ごめん」っと。伝統歴史にあぐらかいてるかと思ったら「え、進化してるの、まだ」みたいな。「むちゃくちゃ美味しいじゃん」って、やっぱすごいなって思いましたね、「きのこの山」のパワー。感動しました!
–––きのこの山派に変わるにはどうしたらいいと思いますか?たけのこの里派のままの方々に一言お願いします
これはね、シンプルに食べてみればいいんです。これ、「えっ」ってなるんで。たけのこ派は一回受け入れてみたら変わりますね、僕も今日そうだったんで。「たけのこの里」と「きのこの山」、こんなにも戦っている二組がくっついて欲しいと思ったのは、ロミオとジュリエット以来なんですよね。この物語をぜひ宝塚でやって欲しいなって思ってます。
–––「きのこの山」が今年50周年。山里さんもあと2年で50歳ですが、50歳になったらしたい事はありますか?
チャレンジの年にしたいんですよね。南海キャンディーズでミュージカルをやりたいなと。ミュージカルはまだやってなかったなと思って。我々の出会いやコンビ仲など、あまりにもたくさん物語があるので、それをミュージカル調で全国をまわりたいなと思っています。ドラマ化は一回されたことはあるんですけども、ミュージカル化はまだだったので。誰も声上げてないので、俺たちがやるしかないなって。傍若無人な相方に俺が必死に食らいついてって成功してくまでの話をミュージカルでやっていきたいと思っています。テンション的にはインド映画『RRR』のようなスケールにしたいなって思ってます。

–––山里さんが最近変わった(変化した)ことはありますか?
今まで毎日、ノートに嫌なことをしてきた人とかストレスを毎日ずっと書いてたんですけど、最近それだけじゃなくて良いことや、こんなことを言ってもらってうれしかったっていうのを書き始めました。この習慣を始めてから、25年間毎日書いてるんですけど、25年目にして人の良いところを書くっていう、ちょっと大きな成長かなって自分で思ってます。
–––良いことを書くようになったきっかけは何ですか?
娘ですかねぇ、ちょうど娘と遊ぶ前の仕事ですごい悪態をついた仕事があって。なんか今日俺、ちょっと結構攻めすぎたなぁって帰った時に娘がグッと抱きついてきて、「今日の収録のOAを娘が見たらどう思うだろう」と。良いこと考えてるよっていう証拠を残すために始めました。
–––実は今まで苦手だったけど食べれるようになった物はありますか?
食べれるようにはなってないんですけど食べたっていう意味では…、僕トマトが食べられないんです。でも、うちの奥さんが、僕が娘にデレデレなのはわかってるんで、娘が勧めたものが断れないって知ってるんですね。で、奥さんが娘に“じゃあほら、お父さんにこのミニトマト”あーん”ってしてあげて“って言ったら、娘が”あーん”って。娘の”あーん”は、ほんと断れないんで、それで食べましたね。食べてみたら僕の苦手なトマトでした。どんなに愛する娘が入れてくれても、味は変わんなくてすぐお茶で流し込んで、ごちそうさまって。食べてもちょっと受け入れるまではいけなかったですね。
–––CMのストーリーについての印象をお聞かせください
完成が楽しみというか、すごい世界観で、全力でこの戦いを終わらせにいってる感じが。この世界観はもっと長い時間で観たいなというか、一つの作品にしてほしい。CMの時間だけじゃもったいないぐらい壮大な話でした。
–––世界144の国と地域の言語の同時翻訳にも対応した「きのこの山のイヤホン」をもしGetできたらどの様に活用しますか?
これね、SNSで話題になった…おっ!すご、喋った。翻訳機能ほんとについてるんですか?すごいなぁ!とんでもない未来きたなって思ってたんですよ。でもこれだいぶ先のことだし、実現したんですか?え、すごっ!じゃあ、今たとえば海外の方と喋ったりとかしたら翻訳してくれる…。海外とか行く機会も多いので、これは相当うれしいですね!僕はちょっと英語わかったフリで喋っちゃったりとかしてる時あるんですよ。「あはー」「やー」で全部いけると思って。でも、よくよく聞いたらむちゃくちゃ俺のこと罵ってたらしくて。“こいつ随分受け入れるなぁ”と思いながら罵った方がいらっしゃって…、そういうことも起きないわけですよね、これがあれば。昔タイに行った時がありまして、タイの現地の方がすごく喋りかけてくださって、通訳の方が「『笑っていいとも!』見てる」って現地の方が言ってると。で、また何か言ってたのに、通訳の人が訳してくれなかったから「なんて言ってますか?」って聞いたら、「見てるって言ってます」って。でも、「見てるって言った後にも話されているからなんて言ったんですか?」って聞いたら、「あなたは『笑っていいとも!』の時、なんであんなに喋らないのか」って聞いてますって言われて。すごいダメ出しされたんですよね…。その通訳の方も通訳していいか困ってたんで。これがあったら通訳さんを困らせなくて済むんですもんね。すごい試してみたい!海外の人と。
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新CMきのこの山50周年「どっち派は、変わる。」篇は5月20日(火)より全国で放映中
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