妻夫木聡「すごく心に響きました」 「愛とは?」という問いへのサンボマスターの答えとは?
2025.5.2 18:00
妻夫木聡がメインキャラクターを務める『サッポロ生ビール黒ラベル』の新TVCM「大人エレベーター」シリーズ第47にロックバンド・サンボマスターが出演することが発表された。
本CMは、魅力ある大人たちに出会える「大人エレベーター」を舞台に「大人」というテーマについて本音で語り合うCM 。今回は星空を駆ける列車が舞台となる幻想的な世界観のなかで、デビュー25周年を迎えるロックバンド・サンボマスターの山口隆、近藤洋一、木内泰史の3名がそれぞれの価値観を飾らず答えていく内容となっている。

【最強のバンド篇 】では、「サンボマスターとは」という直球の問いに対して、山口は「最強のロックンロールバンド」と力強くコメント。木内も「人生かな。」と自身のバンドへの熱意を語った。
【愛は1 秒篇 30秒】では、「愛とは?」という問いに「愛は1秒!」と即答する山口や、「直観と経験値は?」という質問に「2万%直観!」と断言する場面など、バンド結成25年の絆が感じられる掛け合いが見どころだ。

■妻夫木聡インタビュー
――撮影後の感想についてお聞かせください。
3 人の方と話すというのは、かなり久しぶりだったと思うんですけれど、今回はサンボマスターさんと話させていただき、年もそんなに離れていないということもあり、本当に楽しかったと思います。おっしゃっていることもすごく共感する部分も多かったし、何よりこの方たちがいれば本当にみんな元気になれるんじゃないかって希望が本当に持てるぐらい。サンボマスターさんに抱いていたイメージと、イメージ以上のパワーを持った方たちだなっていうのが本当に感じました。
――会話で印象的だったことはありますか。
「愛は 1秒、いや1.5秒」っていうのが一番僕は響きましたね。パッと聞いた時は何のことかなと思ったんですけれど、愛って最初に思い描いた時に、誰しもが自分に対する愛よりも、誰かに対しての愛、何かに対しての愛を思い描くと思うんですけれど、それがやっぱり秒数を重ねるごとに、いや、あれもこれも私も自分もとか、いろんな愛、いろんな欲によって生まれる、いろんなものに対する愛っていうものが増えていってしまうと。だからやっぱり最初の1秒でパッと思い浮かんだ愛。この愛を届けたいっていうその愛、それがその山口さんにとっての愛だっていうふうにおっしゃっていたのが、すごく心に響きましたね。とてもシンプルで、思いやりが深くて、山口さん、サンボマスターっていう、すべてのものを物語っているような一言でした。

――サンボマスターさんの魅力はどのような所だと思われますか?
どんなに、落ち込んでいても疲れていても、サンボマスターさんの曲を聞けば元気になれますよ。サンボマスターさんのライブを見るっていうのが特に元気になれると思うんですけれど、サンボマスターの方々の音楽っていうのは、本当に力があります。元気を届けてくれる、みんなに愛を届ける、そのためにロックンロールやってんだっていう本当に強い意志というか、そういうものを持っていらっしゃるし、絶対に諦めないその意志の強さっていうのは本当に見習いたいなって思いました。初めてサンボマスターさんの曲を聴いた時と変わらないし、もっともっと増幅しているように今日は感じました。
――サンボマスターさんの新楽曲を聞いてどのような印象を受けましたか?
書き下ろしてくださったっていうだけあって、黒ラベルの一つのテーマでもある「丸くなるな、星になれ。」っていう言葉と通ずる部分があるなというのを本当に感じましたね。光れ!光れ!光れ!光れ!っていう本当にシンプルに一つの言葉をこう繰り返しているだけなのかもしれないけれども、もうなんかガツンガツンと響いてきますよね。
サンボマスターさんの言葉の届ける力っていうのは、誰にももう勝てないぐらい強いものだと思っているので、本当にガツンと響かされた感じがしました。ぜひこのCMとこの曲を聴いていただいて、皆さんも光り続ける、丸くならず、星になるということを心にとめていただけたら嬉しいなと思います。

――大型連休が取れたらチャレンジしたいことはありますか?
ずっと海外旅行に行くのを避けていたのですが、昨年オーストラリアに行ったんですよね。オーストラリアの人々も優しくて新しい発見や刺激があって、遠いと思っていたオーストラリアも意外とすぐそばだったなという気がしたんです。なので、大型連休を取れるならまだ行ったことのない場所へ行きたいです。

■サンボマスターインタビュー
――撮影後の感想についてお聞かせください。
山口:普段はないような、本当に貴重な体験させていただいたなって。
木内:初めての経験をね。もう一日いろんな体験をさせてもらいました。
山口:セットがまず、すごいね。
木内:めちゃくちゃ素敵なセットの中に、自分たちの楽器をセッティングしてもらってですね、こんな幸せなことあるのかという素晴らしい一日でした。
山口:妻夫木さんとセリフを言うところがあって、妻夫木さんに向かってですね。普通に考えたらありえないような体験をさせていただきました。
近藤:やっぱり楽器を持たないでカメラの前に立つ時間も長かったので、緊張しましたけど、妻夫木さんはじめスタッフの皆様にリードしていただいて、本当にすごい楽しい時間でした。
――CMの見どころや注目してほしいポイントはありますか。
山口:木内は飲んだところでしょうね。
木内:どういう風になっているのか、僕ちょっとあの、それ見てないんですよね。
山口:あとどこが使われるか全然分からないんですよ。相当喋りましたよ、僕ら。
木内:めちゃくちゃ喋りましたし、シーンのところ、カメラで撮っているところを、僕ら待っている間、画面で見れるんですけど、その画面から見える景色というか、画角っていうのめちゃくちゃ綺麗で。すごい素敵だな、これすごいなと思いましたね。
山口:だから放送が楽しみだね。

――「大人になったな」「成長したな」と感じたエピソードがあれば教えてください。
近藤:成長しましたか、山口さん。
山口:それはもう身に染みて成長してないなと思いますよ。どうやったらできるんだろう。
近藤:なかなか難しいですよね、大人になって。
山口:ただね、「大根とかこんなにうまいと思ったっけ」ってこの間思ったんですよね。大根って、このぐらいのうまさだと思って食べるじゃないですか。それが昔と違うんですよね。あの大根食べた時、俺と大根ってこんなに相性良かったっけみたいな。
近藤:味覚的に大人になったなと思いますよね。
山口:大根です。僕。
――妻夫木さんに聞いてみたいことはありますか?
山口:今回いろいろお話できて、やっぱり役者さんと僕らバンドマンって共通してるところもあれば違うところもあるんですよね。いくつか僕らの方からも質問させていただくことができたんですけど、今度は本当にもっともっとそういうところ聞いてみたいですね。
木内:あとバンドやってるっていう。もう最近はやってないって言ってたもんね。「またもう 1回やんないんですか?」って。
山口:対バンさせてもらいたいよね。

――デビューしてから 25年間で印象的だったエピソードを教えてください。
山口:25年で一番印象だったのは結成した時じゃないですかね。それがゴール。バンドを組んだらもうゴールだから。あの時は一番印象的ですね。あとは楽しいっぱなしで、ゴールの後をずっとウイニングランしている感じですね。
木内:2011年に福島でライブフェスがあったんですけど、その時に僕が間違えてセットリストにない曲を始めたんですね。カウントで僕が1234って入るだけで。そしたらその曲が本当に始まって、2 人も演奏し始めたんです。でも、演奏をしてしばらくしたら、「あ、この曲じゃない!」って僕、気づいたんですけど。あれは本当に不思議な経験でした。
山口:3人とも当然やるもんだと思っていたんだよね。
木内:ギターのイントロとか歌で、この曲始めたとかじゃなくて、ドラムの1234だけで 3人とも同じ曲始めたんですよね。それはびっくりしました。
山口:2011年の福島だったからね、本当に。本当に不思議な力だったね。

サンボマスターが出演する招待制ライブイベント『大人エレベーターNIGHT feat.サンボマスター LOVE&STAR LIVE』が2025年7月7日に渋谷WWW Xで開催されることも発表された。
詳細はこちらから
新CMは『最強のバンド篇』『愛は1秒篇』『運命はサンボ篇』など計12タイプが制作され、5月7日(水)から全国で放映
公式HPはこちらから